ソフトウェア・シンポジウム 2022 in 盛岡

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SS2022 申込者数,投稿数と採択数,ワーキンググループ/チュートリアル数

■申込者数 :100名
■基調講演:キーノートスピーチ 3講演
■論文投稿数/採択数:13
 <内訳>
 研究論文:4
 Future Presentation:2
 経験論文:6
 事例報告:1
■ワーキングループ数:6
■チュートリアル数:2

SS2022 ご参加のお礼

SS2022 参加者のみなさまへ

実行委員の小笠原です.

6/8(水)~6/10(金)の3日間,全国から100名を超える方々に参加頂き,多くの論文発表とワーキンググループ,そしてキーノートのすべてプログラムを価値ある素晴らしい時間としてみなさまと共有できました.今回は新型コロナウイルス感染拡大の中,Face to face でのやり取りも復活させたいという思いもあり,ハイブリッドでの開催とさせていただきました.不慣れなこともあってご迷惑をおかけしたことかと存じますが,みなさまのご協力のおかげで無事に開催できましたことを感謝しております.

いつものようにSSの主役は,参加し意見交換されるみなさまですがご参加の方々への感謝とともに,そういう場を作って頂いた論文投稿者のみなさま,査読とコメントを頂いたプログラム委員のみなさま,ワーキングの準備と運営をして頂いたワーキングリーダのみなさま,地方発・新たな価値の創造,不確実正の時代のリスクへの向き合い方,先人からの学びと教えと,それぞれの分野のキーノートの方々へ心から感謝致します.

準備,広報,参加の呼びかけ,運営をともに行って頂いたみなさまには,大変お世話になり,心強い限りでした.本当にありがとうございました.

さて,来年は,仙台での開催です.開催期間は 2023年6月12日(月)~14(水)の3日間の予定です.
来年も今年以上に多くの方々と直接顔を合わせることができることを期待して,開催の準備を進めます.
現在,東北支部の岡本先生(仙台高専)さんが中心となって,いろいろと構想を練っているところです(^^)
仙台の地で,みなさまと雑談・議論することで,新たな知見が得られることと今から楽しみです.

ソフトウェア技術者協会では,支部活動(名古屋,関西,九州,上海,横浜,東北,北陸,広島,北海道)と分科会活動(ソフトウェアプロセス分科会,教育分科会,フォーマルメソッド分科会,ソフトウェア品質保証分科会,環境分科会,オープンソース分科会,システムオブシステムズ分科会,信頼性研究会)を推進しています.

ワーキンググループやチュートリアルでの議論の続きを行う場として,既存の支部や分科会を活用できます.新規に設立することもできますので,希望される方はご相談ください.また,ワーキンググループでの成果に関連するテーマやそれ以外のテーマをSEAフォーラムで扱ってほしい場合も,ご相談ください.

以下,SS2022の概要をご報告致します.

■申込み数  :100名
■基調講演:キーノートスピーチ 3講演
■論文採択数:13(研究論文 4 本,経験論文 6 本,事例発表 1 本,
         FP (Future Presentation) 2本)
■ワーキングループ数:6
■チュートリアル数:2

SSでは,例年,最優秀論文賞,論文奨励賞,最優秀発表賞(ベストスピーカー賞)の3つの表彰を行っています.

今回の受賞論文と著者は次のとおりです.

■最優秀論文賞
[経験論文] 深層学習における正則化へのドロップアウトデザインの適用
熊澤 努 (SRA),
地嵜 頌子 (大阪工業大学),
中川 智之 (東京理科大学),
室井 浩明,渡邉 卓也 (ヱヂリウム株式会社)

■論文奨励賞
[研究論文] ソースコードコメントに着目した不確かさとソフトウェア品質の関係調査
渡邉 紘矢,崔 恩瀞,水野 修 (京都工芸繊維大学)

■最優秀発表賞
[経験論文]
COTS利用プロジェクトへのGSNの適用
田中 康 (有限会社ケイプラス・ソリューションズ,奈良先端科学技術大学院大学)

著者のみなさま,おめでとうございます!

では,来年,仙台でお会いできることを楽しみにしています!