SS2021 申込者数,投稿数と採択数,ワーキング数
■申込者数 :127名■基調講演:キーノートスピーチ 3講演
■論文投稿数/採択数:26
<内訳>
研究論文:14
Future Presentation:2
経験論文:5
事例報告:5
■ワーキングループ数:10
SS2021 ご参加のお礼
SS2021 参加者のみなさまへ
実行委員の小笠原です.
6/12(水)~6/14(金)の3日間,全国から120名を超える方々に参加頂き,多くの論文発表とワーキンググループ,そしてキーノートのすべてプログラムを価値ある素晴らしい時間としてみなさまと共有できました.今回は新型コロナウイルス感染拡大に伴い,大分市にお集まりいただくことができず,昨年に引き続きオンラインで開催することになり,不慣れなこともあってご迷惑をおかけしたことかと存じますが,みなさまのご協力のおかげで無事に開催できましたことを感謝しております.
いつものようにSSの主役は,参加し意見交換されるみなさまですがご参加の方々への感謝とともに,そういう場を作って頂いた論文投稿者のみなさま,査読とコメントを頂いたプログラム委員のみなさま,ワーキングの準備と運営 をして頂いたワーキングリーダのみなさま,地方発・新たな価値の創造,これからのソフトウェア工学,アジア初の水平型宇宙港と,それぞれの分野のキーノートの方々へ心から感謝致します.
準備,広報,参加の呼びかけ,運営をともに行って頂いたみなさまには,大変お世話になり,心強い限りでした.本当にありがとうございました.
さて,来年は,盛岡での開催です.開催期間は 2022年6月8日(水)~10(金)の3日間の予定です. 2020年に開催予定でしたが,新型コロナウイルス感染拡大に伴い現地で開催できませんでした.来年こそは,みなさまと直接顔を合わせることができることを期待して,開催の準備を進めます. 現在,東北支部の野村さんが中心となって,いろいろと構想を練っているところです(^^) 盛岡の地で,みなさまと雑談・議論することで,新たな知見が得られることと今から楽しみです.
ソフトウェア技術者協会では,支部活動(名古屋,関西,九州,上海,横浜,東北,北陸,広島,北海道)と分科会活動(ソフトウェアプロセス分科会,教育分科会,フォーマルメソッド分科会,ソフトウェア品質保証分科会,環境分科会,オープンソース分科会,システムオブシステムズ分科会,信頼性研究会)を推進しています.
ワーキンググループやチュートリアルでの議論の続きを行う場として,既存の支部や分科会を活用できます.新規に設立することもできますので,希望される方はご相談ください.また,ワーキンググループでの成果に関連するテーマやそれ以外のテーマをSEAフォーラムで扱ってほしい場合も,ご相談ください.
以下,SS2021の概要をご報告致します.
■申込み数 :127名 ■基調講演:キーノートスピーチ 3講演 ■論文採択数:26(研究論文 14 本,経験論文 5 本,事例発表 5 本, FP (Future Presentation) 2本) ■ワーキングループ数:10
SSでは,例年,最優秀論文賞,論文奨励賞,最優秀発表賞(ベストスピーカー賞)の3つの表彰を行っています.
今回の受賞論文と著者は次のとおりです.
■最優秀論文賞(1) [研究論文] アリコロニー最適化法を用いたモデル検査の効率化のための探索戦略 熊澤 努 (株式会社SRA), 滝本 宗宏 (東京理科大学), 神林 靖 (日本工業大学)
■最優秀論文賞(2) [研究論文] ゴール指向要求分析とシステム安全分析を利用したAIシステム品質の個別ガイドライン導出方法の提案 相津 一寛 (パナソニック株式会社), 石川 冬樹 (国立情報学研究所), 小宮山 英明 (コニカミノルタ株式会社), 栗田 太郎 (ソニー株式会), 柳原 靖司 (ブラザー工業株式会社), 徳本 晋 (富士通株式会社)
■論文奨励賞(1)
[研究論文] 自然言語処理的アプローチによるクラス図関連線の予測
井原 輝人,内田 眞司 (奈良工業高等専門学校)
■論文奨励賞(2)
[研究論文] 深層学習を用いたプログラム品質向上のためのソースコード画像分析手法の提案
小川 一彦,中谷 多哉子 (放送大学)
■論文奨励賞(3) [研究論文] ソフトウェア信頼度成長モデルとベイズ統計機械学習によるオープンソースソフトウェア動的信頼性モデルの提案 杉山 透,中谷 多哉子 (放送大学)
■最優秀発表賞(1)
[事例報告] 子供たちの学びたい欲求を引き出すオンラインツール
根本 紀之 (アジャイル札幌),
野尻 育代 (北海道北見市立上仁頃小学校)
■最優秀発表賞(2) [経験論文] UNIX機におけるIoT機器制御のためのタイミング管理 松浦 智之,柳戸 新一,鈴木 裕信 (有限会社USP研究所), 大野 浩之 (金沢大学)
著者のみなさま,おめでとうございます!
では,来年,盛岡でお会いできることを楽しみにしています!