ソフトウェア・シンポジウム 2023 in 仙台

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SS2023 申込者数,投稿数と採択数,ワーキング数

■申込者数 :127名
■基調講演:キーノートスピーチ 3講演
■論文投稿数/採択数:18
 <内訳>
 研究論文:6
 Future Presentation:4
 経験論文:6
 事例報告:2
■ワーキングループ数:10

SS2023 ご参加のお礼

SS2023 参加者のみなさまへ

実行委員の小笠原です.

6/12(月)~6/14(金)の3日間,全国から120名を超える方々に参加頂き,多くの論文発表とワーキンググループ,そしてキーノートのすべてプログラムを価値ある素晴らしい時間としてみなさまと共有できました.今回は昨年に引き続きハイブリッド形式での開催ととなりましたが,みなさまのご協力のおかげで無事に開催できましたことを感謝しております.

いつものようにSSの主役は,参加し意見交換されるみなさまですがご参加の方々への感謝とともに,そういう場を作って頂いた論文投稿者のみなさま,査読とコメントを頂いたプログラム委員のみなさま,ワーキングの準備と運営をして頂いたワーキングリーダのみなさま,機器の知能化で拓く近未来医療,地方発のひと・地域・文化・産業をつなぐ活動の実践,惑星探索の提案と実践と,それぞれの分野のキーノートの方々へ心から感謝致します.

準備,広報,参加の呼びかけ,運営をともに行って頂いたみなさまには,大変お世話になり,心強い限りでした.本当にありがとうございました.

さて,来年は,長崎での開催です.開催期間は 2023年6月12日(水)~14(金)の3日間の予定です.
現在,実行委員長の中野さん,池田さんが中心となって,いろいろと構想を練っているところです(^^)
長崎の地で,みなさまと雑談・議論することで,新たな知見が得られることと今から楽しみです.

ソフトウェア技術者協会では,支部活動(名古屋,関西,九州,上海,横浜,東北,北陸,広島,北海道)と分科会活動(ソフトウェアプロセス分科会,教育分科会,フォーマルメソッド分科会,ソフトウェア品質保証分科会,環境分科会,オープンソース分科会,システムオブシステムズ分科会,信頼性研究会)を推進しています.

ワーキンググループやチュートリアルでの議論の続きを行う場として,既存の支部や分科会を活用できます.新規に設立することもできますので,希望される方はご相談ください.また,ワーキンググループでの成果に関連するテーマやそれ以外のテーマをSEAフォーラムで扱ってほしい場合も,ご相談ください.

以下,SS2023の概要をご報告致します.

■申込み数  :127名
■基調講演:キーノートスピーチ 3講演
■論文採択数:18(研究論文 6 本,経験論文 6 本,事例発表 2 本,
         FP (Future Presentation) 4 本)
■ワーキングループ数:10

SSでは,例年,最優秀論文賞,論文奨励賞,最優秀発表賞(ベストスピーカー賞)の3つの表彰を行っています.

今回の受賞論文と著者は次のとおりです.

■最優秀論文賞
[経験論文] 「テストからはじめよ」~忍者式テスト20年の実践から~
深谷 美和,関 将俊 (キヤノンメディカルシステムズ)

■論文奨励賞
[研究論文] 技術的負債に関する課題票の単語分散表現を用いたテキスト分類
田口 舞奈,木村 裕太,大平 雅雄 (和歌山大学)

[研究論文] ビルドエラーを引き起こすDockerfileの依存関係の分析
坂本 廉也,東 裕之輔,大平 雅雄 (和歌山大学)

[研究論文] 除雪出動決定支援のための除雪関連情報共有サイトの構築
大倉 博貴,横山 想一郎,山下 倫央,川村 秀憲 (北海道大学)

[研究論文] 人物追跡手法とマッチングアルゴリズムを用いた路線バスにおける乗客OD推定
西浦 翼,横山 想一郎,山下 倫央,川村 秀憲 (北海道大学)
佐藤 好美,長谷川 怜,平澤 幸 (シーズラボ)

■最優秀発表賞
[事例報告] Generative AI とソフトウェア開発への応用の試行
酒匂 寛 (Designers' Den)

著者のみなさま,おめでとうございます!

では,来年,長崎でお会いできることを楽しみにしています!