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ソフトウェア・シンポジウム 2026 で 21 年目を迎えるワーキンググループでの活動は,ソフトウェア技術にまつわるさまざまなテーマや課題に関する発表,議論を行うことで,参加者やグループがそれぞれの方向性を見いだしていくための場です.昨年から継続して,参加者のさまざまな要望に応えるために,さまざまなワーキンググループ (Working Group : WG) が提案されました.

参加方法や開催時間はワーキンググループ毎に違います.概要,運営方法,開催時間を確認のうえ,興味のあるワーキンググループにご参加ください.ワーキンググループに申込み後、メーリングリストに登録します.リーダやメンバのみなさまとのやり取りに活用してください.多くのみなさまの参加をお待ちしております.

WG名前
WG1 (ag) 801会議室:AI時代のアジャイルと品質
WG2 (os) 801会議室:「OSS嫌い」はどこから来るのか
WG3 (mo) 801会議室:求ム勇者!AIエージェントと戦う仕様記述の会
WG4 (et) 802会議室:トリセツ#10「学ぶ」ことの再考
~ 情報氾濫とAIは思考の肥やしかbrain rotsか ~
WG5 (mt) 803会議室:複雑化するシステムに立ち向かう!
AI時代のソフトウェア保守と技術的負債の予防箋
WG6 (ed) 804会議室:ソフトウェアエンジニア教育で何を教える?教えない?
~新時代の技術者育成とは~
WG7 (td) 804会議室:【強み駆動開発】チームのプロセス改善を、バグ探しから強み探しで
WG8 (re) 805会議室:AI時代の上流力:問いをつくるエンジニア AIで仕事は消える?
-ソフトウェア技術者の次の武器-
WG9 (sp) 805会議室:生成AI時代の開発プロセスとその改善・教育
WG10 (cd) 806会議室:ソフトウェア開発の現状と今後の発展に向けたディスカッション

(順序不同,英字二文字は略称)
メーリングリストのログを取得する方法

WG1 801会議室:AI時代のアジャイルと品質

◆リーダ:
永田 敦 (三菱電機株式会社)
◆概要
本ワーキンググループは、2022年のSSより継続して活動してきました。シンポジウム当日の対面議論に加え、毎月1回のオンライン討議を重ね、継続的に探究を続けていることが特徴です。
今年は「AI時代の」を冠し、開発現場に急速に浸透するAIとアジャイルの関係を中心テーマとします。AIが進化しても、顧客価値を一度で正確に捉えることはできません。仮説検証を繰り返し、価値を積み上げる営みは変わらず重要です。そのためには、AI活用に適応したアジャイル実践と、それを支える品質の再定義が不可欠です。今まさに多様なフレームワークが提案される中、品質こそが鍵となります。
AIに限らず、アジャイルと品質に関する幅広い議論も行います。継続的に学び合う場へ、ぜひご参加ください。
◆想定参加人数:
20名
◆ワーキンググループ参加者の条件:
どなたでも歓迎いたします。特にAIを使ったソフトウエア開発における品質に興味がある方の参加を希望します。
◆運営方法:
オフラインをメインにしますが、ハイブリッドで行います。
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-ag @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG2 801会議室:「OSS嫌い」はどこから来るのか

◆リーダ:
橋本 明彦 (特定非営利活動法人オープンソースソフトウェア協会(OSSAJ))
◆概要:
私たちOSSAJは、OSSを使う立場でOSSの良さを世の中にアピールする団体です。しかし、世の中にはOSSに対して距離を置こうとする人たちが一定数存在しています。そこで、このような感覚は何が原因で形成されてくるのか、いつものOSSAJメンバーに加えて、SSにお集まりの皆さんとディスカッションしたいと思っています。
なお、4月18日(土)のOSC2026 Kagawa、5月23日(土)のOSC2026 Nagoyaにおいて、このテーマについていつものOSSAJメンバーで公開ミーティングを実施する予定です。
本WGに参加したい方は、これらのミーティングに参加されることをお勧めします。
◆想定参加人数:
10名
◆ワーキンググループ参加者の条件:
なし
◆運営方法:
まず冒頭に、リアル会場にて当協会から本テーマに関する情報提供を行います。その後は一日目はフリーディスカッションとし、二日目はポイントを定め、まとめに入ります。なお、一日目の終了後はWGとして懇親会を開きたいと考えています。
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-os @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG3 801会議室:求ム勇者!AIエージェントと戦う仕様記述の会

◆リーダ:
小田 朋宏 (SRA)
中西 恒夫 (福岡大学)
◆概要:
これまで我々ソフトウェア技術者は、さまざまなソフトウェアを創造するためにモデリングと検証のダンジョンを冒険してきました。しかし、迷宮の途上で突如ラスボスが現れました。バイブコーディングです。「コードもテストも、AIエージェントに言葉を投げれば勝手に生成される。
 厳密な仕様記述も、泥臭い検証も、人間による創造も不要だ」——彼らはそう囁きます。本WGは、AIエージェントの利用を通して、仕様を中心に技術者の仕事の本質を議論します。
* ニンゲンの創造性はどこで発揮すれば良いのか?
* AIエージェントとの「正確な記述」による対話の形態は?
* AIエージェントは何を検証できるのか?
◆想定参加人数:
特に制限なし
◆ワーキンググループ参加者の条件:
ポジションペーパー等の提出はありません。
既にソフトウェア開発やサービスデザイン等にAIエージェントを使っている人は議論の冒頭で数分程度でプレゼンしてください。
◆運営方法:
ハイブリッド形式
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-mo @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG4 802会議室:トリセツ#10「学ぶ」ことの再考
~ 情報氾濫とAIは思考の肥やしかbrain rotsか ~

◆リーダ:
松尾谷 徹 (デバッグ工学研究所)
増田 礼子 (関東学院大学)
古畑 慶次 (生産経営研究所)
辻 達諭 (L&Cトレーニング)
片山 立 (夢・アーキテクティング工房)
石田 倫章 (デンソー)
◆概要:
AIは便利なお友達なのか,知識労働への侵略なのか,誇張してはいるが深刻な問題ではないでしょうか.Chat AI出現からNotebookLMなど拡張検索,さらにVibe Codingそして2026年2月のgh-aw(Agentic Workflows)へと進歩は加速しています.
今回のテーマは「知の量産」に対抗して梅棹忠夫や外山滋比古の考えた「知の発酵や蒸留」に代表される思考メソッドを選びました.
LLMの基本原理は言語を単語要素に分解(アナリシス)し,要素間の多次元ベクトルをとんでもない量集め,多層ベクトル計算で即答解を組み立てる(シンセシス).一方「思考の整理学」や「KJ法」での組み立ては要素の関係を見出し,自身の行動や判断の肥やしにします.
brain rots は,情報氾濫や即答AIによって脳が休まなくなり,複雑な思考が低下して行く進行性の症状です.即レスやタイパ重視のカルチャーも脳を休める余裕を与えません.
肥やしにするメソッドとして梅棹忠夫は「情報を脳の外に出して忘れる(当時はカード作成)」と「関係を遅延して考える」を実践しました.現代だとAIアシストでこのメソッドを磨くことができますし,そのサポートツールも存在します(Excalidraw等).
このWgでは具体的な例として「あなたにとって仕事のサステナブルとは(#8テーマ)」のワークショップを通して「学び方」を考えていきます.流行の技術を議論するのではなく「学び方」を考えます.
◆想定参加人数:
制限なし
◆ワーキンググループ参加者の条件 :
・ポジションペーパの事前提出は不要です.どなたでも歓迎します!
・当日は,専用に用意したWebサイトにアクセス(書き込み)するため,ブラウザが利用できるPCまたはタブレット端末を持参してください.
◆運営方法:
オンラインとオフラインでのハイブリッドにて開催します.
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-et @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG5 803会議室:複雑化するシステムに立ち向かう!AI時代のソフトウェア保守と技術的負債の予防箋

◆伊藤 順一 (ソフトウェア・メインテナンス研究会)
◆概要:
SERCではこれまで、技術的負債簡易調査票の作成やソフトウェアライフサイクルプロセスにおける保守のJIS原案作成等を通じ、負債を増殖させない「予防箋」を研究してきました。
近年、AI技術の開発プロセスへの適用が進む一方、システム業務の大半を占める「保守プロセス」におけるAI活用の知見は十分に蓄積されていないのが現状です。そこで本WGでは国際規格の最新動向も踏まえ、「保守へのAI適用による技術的負債の予防箋」を議論します。
・システムの肥大化・複雑化・ブラックボックス化が進んでいる
・ドキュメントの形骸化で仕様変更の調査に時間がかかっている
・改修時の予期せぬリスクの顕在化で対応に追われている
等に悩む皆様と、AI時代の新たなソフトウェア保守のあり方を探求します。ぜひご参加ください。
◆想定参加人数:
15名程度
◆ワーキンググループ参加者の条件:
「参加条件」及び「ポジションペーパの準備」はありません。
参加者が直面した「技術的負債」で印象的だったものがあれば、事前にメモしておいてください。
◆運営方法:
ハイブリッドでの開催を予定(想定)
◆その他:
ワーキングは次の通り2日間を予定しています。
1日目(6月11日(木)午後)夜は参加者による懇親会
2日目(6月12日(金)午前)
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-mt @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG6 804会議室:ソフトウェアエンジニア教育で何を教える?教えない? ~新時代の技術者育成とは~

◆リーダ:
米島 博司 (Performance Improvement Associates)
◆概要:
ソフトウェア開発において、誰かが書いた要求仕様書や基本設計書などを見てプログラミングする時代は過ぎ去りつつあります。生成AIが設計・実装・テストまで担う“AIネイティヴ”時代(AIの活用を前提として開発や仕事の進め方そのものを再構築する時代)に入りつつある現在、求められるのは、課題を発見し、本質を見抜き、多様な人々と協働しながら新たな価値を構想・設計できる力です。本ワーキンググループでは、教育を提供する側だけでなく、学ぶ側が主体的に探究・試行錯誤しながら成長できる環境にも注目し、従来の知識伝達型・正解重視型教育を超えた、創造的エンジニア育成のための新しい教育・学習システムのあり方を検討していきます。
◆想定参加人数:
10名程度
◆ワーキンググループ:
5月末までに自己紹介と発表概要をスライド2~3枚程度のポジショニングペーパーとして提出していただきます。
◆運営方法:
参加者がそれぞれ抱える課題を提示して、それをどのように解決するかを参加者全員で検討議論します。単なる成果発表^ではなく、全員参加型のワークショップです。
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-ed @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG7 804会議室:【強み駆動開発】チームのプロセス改善を、バグ探しから強み探しで

◆リーダ:
日山 敦生 (緑システム研究所)
◆概要:
チームで解決に取り組んでいるのに、なぜか同じ問題を繰り返していませんか。それはチームの課題に「犯人」はおらず、関係者全員がそのプロセスに関わっているとしたら、どうでしょう。本ワークショップでは、日頃の愚痴を素材にチームの強みを発見し、プロジェクト完了時や半年後の望ましい未来を参加者全員で対話しながら可視化。明日から使えるチームのプロセス改善の第一歩を設計する体験型プログラムです。
◆想定参加人数:
8名
◆ワーキンググループ参加者の条件:
チームのプロセス改善をしたいと思っている人
◆運営方法:
ワークショップ形式
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-td @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG8 805会議室:AI時代の上流力:問いをつくるエンジニア AIで仕事は消える?
- ソフトウェア技術者の次の武器 -

◆リーダ:
泉川 大樹 (日本アイ・ビー・エム株式会社)
野村 尚 (日本アイ・ビー・エム株式会社)
田中 康 (株式会社プレップ・テクノロジーズ)
◆概要:
AIの急速な進展により、要求を実装へ落とし込む「How」の多くは自動化されつつある。では、ソフトウェア技術者の仕事はどこへ向かうのか。本WGでは、何を作るのか/なぜ作るのかという「Why-What=問いの設定」を、次世代エンジニアの中核技術として捉え直す。LFGモデル(技術例(1))およびPRePモデル(技術例(2))を題材に、超上流工程を属人的な勘や経験から再現可能な技術へ転換できるかを実践的に検証し、AI時代に求められる「上流力」の具体像を探る。
◆想定参加人数:
14名まで(グループワーク中心。応募多数の場合は調整)
◆ワーキンググループ参加者の条件:
参加目的が「要求の実現(How)」ではなく「問いの設定(Why-What)」の技術化にあることに関心がある方
事前にポジションペーパ(A4 1枚、800~1200字程度)の提出が望ましい
テーマ例:現場での“問いの欠落”事例/上流での失敗要因/AIで置き換わる技術・置き換わらない技術の見立て
◆運営方法:
事前:
提出ポジションペーパの共有(参加者間で閲覧可能な範囲で)
当日(想定):
導入:パラダイムシフト仮説(Why-Whatの技術化)の提示
ミニレクチャ:技術例(1)の概要紹介/技術例(2)の概要紹介
ワークショップ①:技術例(1)を用いた「問い」整理の試行
ワークショップ②:技術例(2)を用いた「問い」整理の試行
統合ディスカッション:再現性・導入コスト・教育可能性・評価指標の整理
事後:
成果を簡易レポートとしてまとめ、参加者で共有
◆その他:
参加者は生成AI(GPT5以上、Gemini3以上推奨)を利用できるノートPCの持参必須
WG成果物は「上流を属人化から技術へ」移すための実践的なテンプレート案の作成を目標とします
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-re @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG9 805会議室:生成AI時代の開発プロセスとその改善・教育

◆リーダ:
日下部 茂 (九州工業大学)
◆概要:
このワーキンググループでは、生成AI活用の広がりを受け、生成AI時代のソフトウェア開発プロセスとその改善や教育について議論する予定です。
生成AIを用いた開発に関して、Vibeコーディングなどが着目されながらもそれでも人間側に必要な知識やスキルの分析がなされたり、コード生成の評価パラダイムを静的で短期的な機能面の正しさから動的で長期的な保守性にシフトするといった動きもあり中長期的な視点も持ちたいと考えています。
(このWGのリーダは、個人レベルとチームレベルのプロセス(PSP/TSPi)の大学でのトレーニング演習指導経験から、AIエージェントとそのチームのプロセスに興味を持つ一方、PSPやTSPの普遍的な有用性にも関心を持つ人です)
◆想定参加人数:
5名
◆ワーキンググループ参加者の条件:
ポジションペーパ歓迎します(必須ではありません)
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-sp @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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WG10 806会議室:ソフトウェア開発の現状と今後の発展に向けたディスカッション

◆リーダ:
小笠原 秀人 (千葉工業大学)
本多 慶匡 (東京エレクトロン)
◆概要:
本ワーキンググループは,6月11日(木)13:00~16:45の1日のみ開催します.当日参加も歓迎いたします.参加者のみなさんとの自由なディスカッションを通して、ソフトウェア開発の現状や今後の発展について考え、自分なりのさまざまな気づきやヒントを得ていただくことを目的としています。
ワーキンググループとしての公式な取りまとめは行いません。それぞれが得られた学びや気づきを持ち帰っていただければ幸いです。
◆想定参加人数:
8名程度
◆ワーキンググループ参加者の条件:
どなたでも参加OKです.当日参加も歓迎します!
◆運営方法:
現地開催とします
◆メーリングリストのアドレス:
ss2026-cd @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)
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メーリングリストのログを取得する方法

メーリングリストのアドレスの名前の末尾に "-ctl" を付加してこれを宛先として,メールの本文の先頭を get 1-last としたメールを送ると,ログを取得することができます.

例えば,“WG1 AI時代のアジャイルと品質”の場合,メーリングリストのアドレスが ss2026-ag @ sea.jp ですから,宛先は ss2026-ag-ctl @ sea.jp,本文は get 1-last となります.

このときに,メーリングリストに登録されたメールアドレスからしか取得できませんので,ご注意ください.get の代わりに help を送ると,メーリングリストの使い方が返送されます.
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