ソフトウェア・シンポジウム 2018 実施報告

羊ヶ丘の写真

SS2018 申込者数,投稿数と採択数

■申込者数 :107名
■論文投稿数/採択数:20
 <内訳>
 研究論文:10 (そのうち1つはWG内で発表)
 Future Presentation:2
 経験論文:4
 事例報告:4

SS2018 ご参加のお礼

実行委員長の本多です。

ソフトウェア・シンポジウムが札幌で開催されたのは今回で2回目(前回は2009年でした)。今年は北海道と命名されて150年。ソフトウェア・シンポジウムとしてもこの節目を祝いたく札幌で開催することとなったとか?

プログラムは例年通り、キーノートスピーチ,発表(研究論文、経験論文、事例報告、Future Presentation)、ワーキンググループ・チュートリアルで構成しました。

キーノートは3日間、日替わりで北海道にゆかりのある方々に登壇いただきました。毎日キーノートがあるのはいいですね。一日に一度、参加者全員が集まる時間を持てました。

登壇された方からは普段接することのないソフトウェアの方々、北海道外の方々に話をすることができてよかったと感想をいただいています。

チュートリアル、ワーキンググループの方はといいますと、各リーダーさんからの感想、参加者との集合写真を見るとよい議論ができたのだろうと想像します。既に来年に向けて準備をはじめた方もいらっしゃるようで、なんとも来年が楽しみです。

参加者に目を向けますと今年は若い方の参加が多かったように思います。学生さんの参加は大学研究室の先生の皆様のおかげですし、企業の方は先輩社員の呼びかけのおかげとなります。若い方々とたくさんの知識、経験をお持ちの皆さんとともに知の育成の場を楽しみたい。新しい側面からの検討、知の伝承には幾世代の方々の参加が必要ですし、そうゆう議論は面白い。

次回の開催は熊本、実行委員長は熊本高専の荒木啓二郎校長です。いろいろと期待が膨らみます。

来年のソフトウェア・シンポジウムは、2019年6月5日(水)~7日(金)の3日間、熊本で開催する予定です。来年もぜひご参加ください。今年の12月から論文募集を開始予定です。みなさんの経験、研究内容を伝えてください。

ソフトウェア・シンポジウムについての改善要望や企画案があれば、ss2018inquiry @ sea.jp までお送りください。あるいは、ソフトウェア技術者協会の事務局や幹事に伝えていただいてもかまいません。

ソフトウェア技術者協会では、支部活動(名古屋,関西,九州,上海,横浜,東北,北陸,広島,北海道)と分科会活動(ソフトウェアプロセス分科会、教育分科会、フォーマルメソッド分科会、ソフトウェア品質保証分科会、環境分科会、オープンソース分科会、システムオブシステムズ分科会、信頼性研究会)を推進しています。ワーキンググループやチュートリアルでの議論の続きを行う場として、既存の支部や分科会を活用できます。新規に設立することもできますので、希望される方はご相談ください。また、SEAフォーラムで今回の活動の成果などを発表するのもよいと思います。今回の議論をいろいろな方法で継続・発展させることをぜひ検討してください。

来年の6月、熊本でお会いできることを楽しみにしています!