ソフトウェア・シンポジウム 2015 実施報告

SS2015 申込者数,投稿数と採択数

■申込者数 :127名
■論文投稿数:30
         <内訳>
         研究論文:12
         Future Presentation:8
         経験論文:7
         経験報告:3

■論文採択数:25
         <内訳>
         研究論文:13
         Future Presentation:3
         経験論文:8
         経験報告:1

※注)投稿のカテゴリと採択のカテゴリが変わっている論文が複数あるため,内訳の数が一致していません.

SS2015 ご参加のお礼

プログラム委員長の小笠原です.

今回のテーマは「ソフトウェア開発の未来」でした.3日間をとおして,い ろいろと「気づき」や「学び」があったと思います.私個人としては,とにかく“チャレンジ”することの素晴らしさを強く感じました.

ここからは,私の大好きなラグビーの話に無理やりもっていきます.

ラグビーワールドカップ(世界3大スポーツイベントの一つと言われることもあります)は,今年の9月にイングランドで開催されます.知らない方も多いと思いますが(^^;),日本も参加します.しかも,その次の2019年のワールドカップは日本で開催です!

今年のワールドカップでは,日本はプールB(南アフリカ,サモア,スコットランド,日本,アメリカ)で戦い,ここを勝ち抜けば,決勝トーナメントに進出できます.プールBの国々を眺めてみると,とてもじゃないけど勝てないと思う方が多いと思います(体の大きさが全然違いますし…).でも,日本の監督であるエディー・ジョーンズは,本気で勝とうと思って準備をしています.

エディー・ジョーンズが書いているコラムのひとつに,次のような文章があります:

https://www.rugby-japan.jp/2013/04/15/id19122/


The debut of Fumiaki Tanaka as a starting member for the Highlanders is a step forward in changing the history of Japanese rugby. Fumi is small but he's good so we can no longer use the excuse we can't win because of size!

今月13日,(日本代表SHの)田中史朗(たなか・ふみあき)はスーパーラグビーのハイランダーズのスターティングメンバーに選ばれ,日本ラグビーの歴史を大きく変える第一歩を踏み出しました.フミは,身体は決して大きくありませんが,とても良い選手です.「日本人は身体が小さいから勝てないんだ」などという言い訳は,これからは通用しません!

There are more Japanese players who can replicate Fumi's success, but changing the mindset of players is the key.

日本にはフミの成功を再現できる選手がまだまだいます.しかし,その実現には,「Mindset(凝り固まった考え方)」を変える事が必要です.


私たちも,知らず知らずのうちに「凝り固まった考え方」になっている事が多くあるように思います.

今回のSSをひとつのきっかけとして,「凝り固まった考え方」を打ち破り,新しい事へのチャンレンジが増えることを期待しています.そして来年の6月,SSで再びお会いできることを楽しみにしています!