ISO9000 や SPICE と並んで,米国国防総省の支援を得て開発されたソフトウェ ア・プロセス成熟度モデルCMMが,いま日本でも注目されています.今回のセミ ナーは,CMM の開発元である CMU/SEI から提供された公認テキストを使用する 日本で最初の本格的入門コースです.
厳密には,このテキストは「SPI Overview」のテキストです.「SPI概要コース」 は,CMMを使ってプロセス改善を行うのはどういうことかを紹介するものです. CMMの概説はもちろん,IDEALモデルとは何か,それを使った場合にどのような利 益が得られるかといったようなことが含まれます.
今回はSS97のために特別に,SEIからテキストの使用ライセンスを取得していま す.このコースのライセンス供与は(アメリカでも)行われておらず,実際に教 えている講師も一人しかいません.今回は SS97向けに半日づつ2日に渡って特別に チュートリアルを実施します.
インターネット及びエクストラネットを活用した分散型ソフトウェア開発・管理 のモデルとして形を整えつつある Software CALS について,その基本構想と具体 化のイメージに関する大場教授による講義に加えて,Software CALS 委員会参加 企業有志による,各社の既存製品とプロトタイプ製品を組み合わせた最新の デモンストレーションとその解説を行います.
そのため,ISDN経由で会場と各社サーバ間に実際にエクストラネットを構築する ことによりセキュリティーを確保し,発注 → 提案 → 受注 → 分散開発 → 開発管理 → テスト → 保守 に至る組立型ソフトウェア開発ライフサイクルの 全過程を,SCALS ビジネスモデルによる役割毎の流れにしたがってお見せいた します.
デモ実施企業(あいうえお順)およびデモ担当者(予定) NTT ソフトウェア研究所 (発注社): 忠海,桂木 SRA (Software Catalogue Vender, Software Sommelier): 塩谷 コムニック創研 (MC: 保守企業): 加藤 日本DEC (Software Producer): 佐藤,吉川,安竹 日立製作所 (Order Made Component-based開発): 篠木,市倉,赤尾杉,大津 富士通 (サーバ系ソフト開発&構成管理): 吉岡
Software CALS についての詳細は, Software CALS HomePageを御覧下さい.
インターネット時代の新しいプログラミング言語として,いまホットな話題に なっている Java 言語の基本概念とその最新の応用に関して,わかりやすく解説 していただきます.
Java 関連の情報については、SEA 環境分科会ページの昨年の 神戸フォーラムの案内を御覧下さい。 関連 URL へのリンクもあります。
主 催 ソフトウェア技術者協会 後 援 九州システム情報技術研究所 福岡ソフトリサーチパーク 九州通商産業局 協 賛 日本ソフトウェア科学会 情報処理学会 情報サービス産業協会 福岡県情報サービス産業協会 福岡エレコン交流会 計装研究会情報専門部会 電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究専門委員会 チュートリアル受講料 ------------------------------------------------------- SEA および協賛団体会員 一般 学生 ------------------------------------------------------- CMM (6/17午後 & 18午前) 30,000円 40,000円 5,000円 SCALS (6/17午後) 5,000円 6,000円 1,000円 Java (6/18午前) 5,000円 6,000円 1,000円 ------------------------------------------------------- 申し込み方法: 下の申込書に必要 事項を記入し, E-mail または FAX または郵便で, SEA 事務局までお申込み下さい.折り返し参加証および請求書をお送りします. 〒160 東京都新宿区四谷3−12 丸正ビル5F ソフトウェア技術者協会 TEL: 03−3356−1077 FAX: 03−3356−1072 E-Mail: sea@sea.or.jp .................................................................. ソフトウェア・シンポジウム'97 及び併設チュートリアル参加申込書 (申込日: 月 日) 氏名(ふりがな): ( ) 種別: □ SEA 会員 □ 協賛団体 ( ) 会員 □ 一般 □ 学生 申込: □ シンポジウム (http://www.sea.jp/Events/symposium/ss97prog.txt) □ 併設チュートリアル ( CMM SCALS JAVA ) 希望講座を○で囲む. 参加費: 円 会社(学校)名: 部門 & 役職: 住所:(〒 ) TEL: − − (内線 ) FAX: − − E-MAIL: ..................................................................
SEAへのコメント, 質問, 提言は sea@sea.or.jp へお願いします。