SEA Software Forum - 参加者募集 **************************************************   「セキュアなソフトウェアシステムの開発と管理」 **************************************************       2012年10月29日(月)午後         (場所)       中国・西安・天朗時代大酒店          主催    ソフトウェア技術者協会(SEA)、SEA上海支部、 **************************************************       http://www.sea.jp/shanghai/sea/   ソフトウェア技術者協会(SEA)はソフトウェアに関連したさまざ まな課題を取り上げ最新技術の情報交換や経験を交流する試 み を 上海で行ってきました。今回は始めての試みですが、西安地区で「 セキュアソフトウェア」をテーマに実施することになりました。  原発事故に見られるように様々な想定外事項が頻繁に出現する事 態になっていますが、ソフトウェアシステムにおいては、ますます 安全で信頼性に基づいた開発と品質の保証が求められています。し かし目の覚めるような特効薬はなく、その開発や管理の現場では性 質の異なる多くの問題に取り組みながら一歩一歩組織的な解決策を 見いだしているのが現状です。    今回は本テーマの背景、考え方や、事例、関連しての話題を切り 口にして、意見交換をする予定です。現場で活躍されておられる管 理者、技術者にとっては、動向を踏まえながらの実務面での有益な ヒントが得られることと思われます。  参加を希望される方は事前登録が前提になっておりますので、下 記の申込フォームに記入の上、メールにて申込をお願いします。 また参加者はご自分の意見や質問など発表する機会がありますので この機会を積極的に利用されることをお勧めします。 ***************** 開 催 要 領 ****************** 1.日時:2012年 10月 29日(月)13:30-16:30 2.プログラム(予定) (開始時間)   (敬称略、会議は日本語で行います)     -----------------------------     プログラム:話題提供と討論     (開始時間)     ---------------------------         (敬称略)     13:00 受付     13;30 第一部(講演)     (基調講演) ---------------------------------------------------     「仮説マネジメントについて」              岸田孝一  (SRA)       フクシマ原発事故でも明らかになったように,システムの     安全に関するト ラブルは「想定外」の原因によって引 き     起こされます.それは,対象アプリケーションの中に組み     込まれたかたちのE-tyme ソフトウエアの宿命でもあり ま     す.現実世界に置けるシステムは無限のパラメータを含ん     でいますが,要求し 要素はいくら詳細に書かれていた と     しても有限のページ数しかありません.したがって,何ら     かのAssumption (仮説あるいは想定)にもとづいて当面は     無 関係だと想定されるパラメータを除外す るしかありま     せん.しかし,時間の経過とともに対象アプリケーション     の 内容が変化し,当初は無視されたパラメー タのいくつ     かが生き返ってきて,システムの深刻なトラブルを引き起     こすことになるのです.     2005 年の ICSM in Budapest 併設のワークショップで 故     M.M.Lehman 先生がソフトウェアの進化プロセスに関連 し     て, この Assumption Management の重要性を指摘されて     います.そのときのプレゼンの概要を紹介しながら,みな     さんと一緒に System Safety/Security の問題を考えてみ     たいと思います.     ---------------------------------------------------     「形式手法を応用する情報システムの信頼性向上」          平田 貞代(富士通・法政大学)      情報システムの仕様は、日本語などの自然言語で表現さ     れるが、自然言語には曖昧性があるため、仕様の全てを正     確に書ききれない、読みきれないという限界があるため、     仕様の合意形成の遅れや開発者の誤認の原因になることが     ある。また、仕様の検証はレビューアーの勘や経験に頼ら     ざるをえず、仕様の抜け・漏れ・矛盾を見逃すことがある。      そこで、集合や写像といった伝統的な数学を用いて数理     的に検証する方法として研究されている「形式手法」の活     用を提案する。形式手法は、IEC61508やISO26262による推     奨、自動車リコール後のNASAによる安全性検証での適用、     等の事例により、有効性が認められつつあるが、日本では     未ださほど普及していない。顧客や開発者といった多くの     関係者が日常的に活用できるレベルまで、形式手法の実用     化を進めたい。      上海西安フォーラムでは、形式手法の実用化に関する活     動の紹介と、新たな適用法について討議させていただきた     い。 ---------------------------------------------------     (話題提供)     「品質最前線 -- 最近のソフトウェア品質改善の動き」             奈良 隆正 (NARA コンサルティング)     (西安地元からも2名ほど、発表を予定しています)     15:30 第二部(討論・司会:木畑 雄輝(西安千翼軟件有限公司))     (上記講演者、参加者を交えて討論、意見交換会)     16:30 終了     ---------------------------         17:00 第三部(情報交換会)(会場は別途用意)     (食事をしながら交流会を行います)         3.会場:天朗時代大酒店(英文名:Titan Times Hotel)     中国・西安環城西路北段360号     http://www.titantimeshotel.com/contact.html (地図)     http://www.titantimeshotel.com/ 4.定員: 20名(申込み順,定員になり次第,受付を締め切ります) 5.参加費: 会員:100元(SEA会員) 一般:150元 6.申込み方法ほか:   (1) 事前予約制ですので、参加を希望される方はメールで申し込みください。     申込、問い合わせは:、     ykihata@1000wings.com (木畑) 宛てに送付してください。   (2) 参加費は当日現金でお支払いください。     日本式領収書を用意しております。     申込み受付後のキャンセルは認めません。     参加が不可能になった場合は代理をお立てください。 **************************************************   ykihata@1000wings.com 宛にお送りください、折り返し受付の案内を差し上げます。 SEA Software Forum Oct 2012 (10/29)参加申込み   ================================================================ 氏名:__________________ 英文名(______________________) 所属:___________________________________________________ 電話・FAX:________________ / ________________________ E-mail: _____________________________ 種別(いずれかにチェック・記入):  □ SEA会員(No:     ),上海オフショアフォーラム会員 □ 一般  参加金額:合計_______元  終了後の懇親会: □参加する(会費XXX元) □参加しない **************************************************