無錫ワークショップ、ポジションアンケート ======================================= 名前:杉田義明 所属:福善(上海)信息技術有限公司 1.無錫のイメージとオフショアの経験 (1)訪問の経験   □中国は初めて 現在上海に常駐してソフトウェアの開発とそれに関連しての保守作業を 行っている。大都会の上海を楽しみながら、いろいろな事に刺激を受けて いる。   □無錫は初めて 多分太湖の近くを通ったことがあるのだが、実際に過ごすのは初めて。 (2)無錫と聞いてのあなたのイメージは? 古い都市であり、呉越と争った「呉」の中心地、太湖の湖底から産出される あなぼこだらけの奇岩は中国の庭園では必須のアイテム。 中国を代表する産業地帯であり、最近ハイテク特にソフトウェア関連の 産業の誘致に力を注いでいる。 三国時代の名残はあるか、多分跡形も残っていないだろうな。 (3)無錫が目指している技術者、研究者が集まってくる街づくりで必要なことは:    1)内部に住んでいる人が楽しく、有意義に生活をしていることが重要で、  外部の人はそれを見ながら移り住むだろう。    2)地域内の知性を生かしたり、他ではない特長を核にして、地域の品性を高める。    3)集会するための広場、集会所、展示場、カフェ、レストランが充実していること。    4)産業セクター間、一般人と学生、研究者、アーティストなど交流の機会を多くある。 (4)グローバルオフショアの経験は? 最近5年間で5つのプロジェクトに関わった。当初はマネジャーの役割で関わったが 途中からリーダとしてより主体的にならざるを得なかったプロジェクトがほとんどであった。 2.「次世代オフショア」ワークショップについて (1)OSS活用についてのご意見は?    1)OSSを使うことに、開発者はほとんど抵抗がない。  むしろエンドユーザが敬遠する状況がある。    2)公開されているソースコードの中味が教科書であり、技術である。  積極的に応用しながら、その分野の発展に貢献する努力が必要である。    3)OSS開発者への資金援助をどうするか、「サービスモデル」での事業でいいのか?  OSS開発技術者のモチベーションを高める方策について    4)中国でのOSS技術者の現状はどうなのか、制度上のネックはあるか?  Googleの各種サービスが使えない現状を打破するためのアイデアは?    5)ケーススタディ「OSSとして開発した、さてどうする」 (2)グローバルなプロジェクト管理についてのご意見は?    1)経済性だけの追求には限界がある。 「1920年代の日本から中国への繊維産業の投資」と同じような状況    2)「行間を読む」ジレンマにどう対応するか  パートナーとしての役割と認識を作るための方策が必要である。    3)SNS,共同リポジトリー、テスト環境など必要な共通インフラが重要である。  (3)討論したいサブテーマやアイデアがあれば記入ください。    ・今回のアンケートを参考にして地元の増満さんと決めたい (4)話題提供できることがあれば記入ください。    ・オフショアプロジェクトでの自分の経験    ・ERPシステムの利用推進をしている立場からの問題提起 3.そのほか、要望事項などあればお書きください。 現地で活躍されている管理者、技術者の意見を聞きたい。 (以上)