皆様にお会いして感じたこと 増満 工将(無錫天狗軟件開発有限公司) このIT創世記の方々のメッセージ、気概、行動力、実行力がきちんと若い世代に伝える場を 作らなくてはいけない! 嫌われる覚悟でプレゼンしましたが、 意外とやさしいお言葉を頂きほっとしました。 さて、大手IT企業の中国の駐在員は少し疑問に思う方々ばっかりです。 総経理さんが現地のカラオケのお姉さんに使う、海外手当てを払っている。 ですから、正直大手電機系企業の現役の方とはあまり交流したくないのです。 しかしながら、皆様とお話させていただいて、「日本人って捨てたもんじゃないなぁ」と、失礼ながら、再認識いたしました。 何故、若い世代が、内向的?保守的で、皆様大先輩がオープンで、積極的なのでしょう? 中途半端な年齢の私にはまだ答えが出せませんが、活力という意味では、 皆様方のほうが、上海のIT企業の20代の営業の方よりもはるかに大きいと思います。 ある先生に、日本のRubyの世界が、閉鎖的という話をお伺いしました。 私もそう思います。 中国人が欲している技術を提供することは、OSSの世界では重要な意味を持っています。 リーダーシップがとれる技術分野で、リーダーシップを取ろうとしない技術者、経営者 成長市場が東シナ海の向こうにあるのでビジネスチャンスといっても、 まったく警戒して話を聴かないばかりでなく、 Rubyの教育をやめろ!と話す某自治体のRuby関係者。 昨年上海で県の名代として県の取り組みを400名以上の中国人エンジニアに紹介したのに、 (日経ITProや日経新聞でも紹介されました) 今年も最新の取り組みを発表しませんかとメールを送っても、返事さえも寄越さない 某県庁の職員。 いち早く上海でRubyをやろうとしたものの、日本人の高い駐在員の人件費が稼げないという理由で 撤退し、さらに商売にならないからという理由で、世界中の中で中国だけ試験を受けられないという 問題ある施策の大手SIer。