SEA新春教育フォーラム
SEA New Year Forum
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第24回SEA新春教育フォーラム2016は開催済みです。
概要は以下です。(開催案内より)
第24回 SEA新春教育フォーラム2016
事例研究と改善方略の検討
− 自律的・能動的な成長力育成 −
主催:ソフトウェア技術者協会(SEA)/教育分科会(sigedu)
共催:熊本大学大学院教授システム学専攻
ソフトウェア技術者協会(SEA)恒例の新春教育フォーラムを下記の要領で開催します。
ソフトウェア技術者協会は、ソフトウェアの実務者あるいは研究者が、組織の壁を越えて、各自の実践技術や研究成果を自由に交流しあうための場として、1985年12月に設立されました。SEAの教育分科会(SIGEDU)はソフトウェア技術者教育を主なテーマとして、広く一般の教育方法の実践技術と研究成果の移転に長年取り組み続けています。
企業研修をはじめ、学校教育においても、ようやく学習者の自律的かつ能動的な学習を提供しようとする動きが盛んになってきました。アクティブ・ラーニングというキーワードがあちこちで聞かれるようになりましたが、ややもすると、学習者がアクティブになるのではなく、教師がアクティブになるといった本末転倒な、つまり、学習者の本来の能動的な学習を促進するというよりは、表面的な授業形態の議論に終始する傾向が見受けられます。
文科省による「知識の伝達だけに偏らず、学ぶことと社会とのつながりをより意識した教育を行い、子どもたちがそうした教育のプロセスを通じて、基礎的な知識・技能を習得するとともに、実社会や実生活の中でそれらを活用しながら自ら課題を発見し、その解決に向けて主体的・協働的に探究し、学びの成果などを表現し、さらに実践に生かしていく」という状況を実現するには、表面的な授業形態改善にとどまるだけでだけでなく、学習者の自律的かつ能動的な学習行動を可能とする根本的な学習時間空間のデザインが必須となります。
こうした背景の中、教育工学(インストラクショナル・デザイン)の果たす役割は、研修や授業の改善はもちろんのこと、組織的レベルでの改善フレームワークとして、ますます重要性をおびてきています。今回のフォーラムではインストラクショナル・デザインをはじめ、様々な方法論を活用した研修改善事例を通してその有効性を議論・検証します。新春にふさわしい新鮮な議論を展開しましょう。
( 開 催 要 領 )
1.開催日時
2016年1月29日(金) 13:30〜17:30
2.開催場所
キャンパス・イノベーションセンター東京 5階 508
〒108−0023 東京都港区芝浦3丁目3番6号
最寄駅: JR山手線・京浜東北線 田町駅 芝浦口(東口) 徒歩1分
都営三田線・浅草線三田駅 徒歩5分
http://www.cictokyo.jp/access.html
3.実施内容とスケジュール(敬省略)
13:00 開場・受付開始
13:30 開会挨拶・講師紹介 実行委員長
森泉 清(リコー・ジャパン)
13:40 事例発表 「高度ソフトウェア専門技術者育成研修へ向けた研修改革」
古畑 慶次(株式会社デンソー技研センター)
14:30 事例発表「e-Learningによる医療教育の改善事例」
淺田 義和(自治医科大学)
15:20 (休憩)
15:30 事例発表 「主体的学習態度の形成を目的とした反転授業へのISD導入」
塙 雅典(山梨大学 工学部 教授)
16:30 パネルディスカッション「研修・授業改善の検討」
(1)総評とまとめ
鈴木 克明(熊本大学大学院教授システム学専攻長 教授)
(2)ディスカッション
事例発表者と会場参加者
17:20 終了挨拶 ソフトウェア技術者協会
幹事 米島 博司(パフォーマンス・インプルーブメント・アソシエイツ)
17:30 (解散)