ソフトウェア・デザイン・ワークショップ − 仕様、設計から実装への流れを実践的に議論する −             − 参 加 者 募 集 −           主催:ソフトウェア技術者協会  本ソフトウェア・デザイン・ワークショップは,とかく目先の実装技術(オブジェ クト指向、イントラネット、云々)一辺倒に偏りがちな昨今のソフトウェア技術論の 現状を見据えつつ,仕様(やりたいこと)と実装(できたもの)の間をきちんと埋め るべき「ソフトウェアの設計」を議論する場として企画されました.  オブジェクト指向万能のようにいわれている昨今の状況の中で,多くの技術者は ソフトウェアの設計とは如何なる行為であり,どうすれば良いかをじっくり考察す ることもままなりません.教科書に書かれた設計方法論を読みこなすにも,時間と 個人的努力が必要です.  昨年度の本ワークショップではソフトウェアの設計とは如何なる行為かというテー マで議論し,広く深いソフトウェア設計の世界についての概要を垣間見ることを試み ました.今年度は,さらにソフトウェア設計について理解を深めるために,議論主体 ではなく,積極的に手を動かしてみようと考えています.すなわち具体的な題材を用 いて,仕様の定義を行い,その仕様に基づくソフトウェアの設計と実装のプロセスを 体験・理解・議論することを目標にしたいと思います.  このような目的のためには、参加者が同じ土俵に上らなければなりません.それは とりもなおさず、簡潔でかつ内容的にもきちんとした記述方法をベースに議論する必 要があります.現在の予定では, プログラミング言語MLを共通記述として, それによ って仕様を定義し,さらに実装への橋渡しの過程を体験することで理解しようと考え ています.  なおML に関する事前の知識は必要ありません!ワークショップの最初に簡単な講 義を行います.これはあくまでも同じ土俵でソフトウェア設計の議論をするための 手段に過ぎません.  多くの方々の積極的な参加をお待ちしています. 開 催 要 領 期 日: 1996年11月28日(木)から30日(土)まで(2泊3日) 場 所: LaLa GOTENBA  静岡県御殿場市 定 員: 20 名 参加費: 55,000 円 (SEA 会員)   70,000 円 (一般)      現地集合・現地解散とし,期間中の宿泊費および資料代を含みます. 実行・プログラム委員長:酒匂 寛(ソフトラブ) 野呂 昌満(南山大学) プログラム委員: 伊藤 昌夫(ニルソフトウェア), 岸田 孝一(SRA),久保田 益史(オムロン), 熊谷 章(PFU),佐原 伸(SRA), 中来田 秀樹(ネクストファウンデーション) 申込方法:以下の参加申込用紙の必要事項を記入の上,1996年10月18日(金)までに, Fax または E-mail でSEA 事務局宛お送り下さい.  なお,申込者多数の場合には,プログラム委員会でポジション・ステートメントの 内容を審査の上,10月 末日までに参加者を選定せていただきますので,あらかじめ 御了承ください. 申込み先: 〒160 東京都新宿区四谷 3 - 12 丸正ビル 5F  ソフトウェア技術者協会 T: 03-3356-1077  F: 03-3356-1072 E-mail: sd96@sea.or.jp ------------------------------------------------------------------------------- 第2回 ソフトウェア・デザイン・ワ−クショップ 参 加 申 込 用 紙 氏 名:___________________________(ふりがな)____________________________ 種 別: □ 会員(No.       )   □ 一般 年 齢:__________(歳)  性 別:□ 男 □ 女   血液型:__________ 会社名:______________________________________________ 部 門:______________________________________________  役 職:__________ ____________________ 住 所:(〒   )________________________________________ TEL:(   )−(   )−(     )内線(     ) FAX:(   )−(    )−(     ) E-MAIL:_________________________ ワークショップ持ち込み可能NOTE PC:□有 □無  機種(OS):__________________ ポジション・ステートメント: (1) これまでに開発してきた主なソフトウェア・システムは? (2) ソフトウェア設計とは何をすることか? また, 実際どのような行為を行なっ ているか? (3) その他,ソフトウェア設計に関して考えていること (何でも自由にお書きく ださい)