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        SEA SPIN 浜松ワークショップ
 
       〜Innovative Process を求めて〜
 
           主催:SEA プロセス分科会 (SEA-SPIN)
 
       2008年12月11日(木)〜12月13日(土)
 
 SEA SPIN では, 8月の三島ワークショップに引き続いて, 今年2度目のワーク
 ショップを静岡県浜松市で開催することになりました.
 
 SS1996 in琵琶湖でのBOF Meeting から始まったSEA SPIN の活動も,早いもの
 でもう10年もの時間が経過し,その間にISO9000やCMMブームなどさまざまな
 できごとがありました.現在は,ひところのような馬鹿騒ぎは一通りおさまり,
 世の中では,JASPIC他の団体を中心にSPI活動の実践をめぐっての地道な議論が
 続けられています.
 
 その一方で,世界に目を転じてみると,ヨーロッパの EuroSPI や中国のCSSPI
 などの会議の場では,すでにPost-CMM を睨んだ新しい動きが始まっているよう
 です.
 
 今回のワークショップでは,近視眼的な How To? の議論はひとまず忘れて,ソ
 フトウェア開発の分野でプロセスに関することがらを議論することの目的や意味
 がどのあたりにあるのかを,あらためて考え直してみたいと思います.すなわち
 How To ではなく Why? や Where To? という視点からの, いわば「浮世根問い」
 的なオープン・ディスカッションを試みようというわけです.
 
 討論のキックオフ・スピーチは,SEA SPIN 世話人の1人であり,JASPIC の理事
 長でもある岸田孝一さん(SRA-KTL) にお願いし,1980年代半ばから ISPWその
 ほかの国際的なプロセス関連の活動に携わってこられたご自身の経験にもとづく
 過激な問題提起をしていただきます.とくに M.M.Lehman先生直伝のソフトウェア
 進化論をベースにしたお話を期待しています.さきごろのSPIN Mailing List 上
 でのやりとりでは,「SPI (プロセス改善) というネーミングには現状を悪いもの
 という否定的認識が前提になっている.それはよくないのでは?」という趣旨の
 問題発言などもありました.プロセス進化のダイナミズムやそのモデル化をめぐ
 る岸田さんからの問題提起を受け,参加者のみなさんから多角的な異論・反論・
 オブジェクションを出していただいて,楽しい討論を展開したいと思います.
 
 ところで,浜松といえばウナギを連想される方が多いでしょうが,この街はま
 たスッポンの養殖でも有名で,数年前のワークショップでは,その鍋を囲んで
 のオフレコの議論も盛り上がりました.さらに最近では,黒潮の流れが変化し
 た影響で,フグが近くの海で獲れるようになったそうです.今回の情報交換会
 の会場は,ウナギでもスッポンでもなく,フグ料理屋さんに設定されるかも知
 れません. 時代の流れの中でのそうした変化も,ソフトウェア・プロセスを考
 える上でのひとつのヒントになるのではないでしょうか.
 
 また,浜松北郊の天竜市(現在は合併されて浜松市天竜区)は,20世紀の日
 本画の世界を代表する女流画家・秋野不矩さんの生まれ故郷であり,二俣城址
 近くの丘に建つ瀟洒な記念美術館では,現在,かの女の生誕100年を記念す
 る展覧会が開催されています.そこで,ワークショップの最終日には,天竜二
 俣まで足を伸ばして,雄大なインドの大地と人間との関わりを描いた秋野画伯
 の一連の作品をソフトウェア・プロセスに対するメタファとして鑑賞しながら,
 まとめのオープン・ディスカッションを行う予定です.
 
 http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/index.htm
 
 100年に一度の大津波と比喩される世界金融危機を背景に,明日につながる
 ソフトウェア・プロセスの議論をというこのワークショップに,ぜひご参加く
 ださい.
 
 *** 開催要領 ***
 
 期日: 2008年12月11日(木)13時〜12月13日(土)14時まで
 
 会場: 浜松市地域情報センター
  http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/joho/kaigi.htm
 
 定員: 先着15名
 
 参加費: (宿泊は含みませんので,各自で宿を手配してください)
          一般     15,000円
      SEA会員   10,000円
 
 プログラム(予定)
 
  12月11日 13:00-13:30 受付
       13:30-15:00 基調講演 岸田孝一 (SRA-KTL)
       15:00-15:20 休憩
       15:20-17:20 自己紹介・PP発表&議論
       18:00-20:00 情報交換会
 
  12月12日 09:00-17:30 終日自由議論
 
  12月13日 09:12-10:00 浜松から天竜二俣へ移動
       10:00-12:00 秋野不矩美術館にてオープン討論
       12:30-14:00 昼食を摂りながらまとめの討論をして解散
 
 申込方法: 下の申込票に必要事項(ポジション・ステートメントを含む)を
       記入して 12月 5日(金) 18時までに,E-mail でお申込みくだい.
       折り返し詳細な参加案内をお送りします. 
       ただし,受付けは先着順とし,定員 (15名) になり次第締め切ら
       せていただきますので,あらかじめ御了承ください.
         参加費は当日現金でお支払いください.領収書をさしあげます.
       申込み受付後のキャンセルは認められません.
        何らかのご都合で参加が不可能になった場合は代理をお立てくだ
             さい.
 
 申込み&問合せ先: アイエックス・ナレッジ(株)
            品質管理部   田中 一夫
            E-mail: kazuo.tanaka@ikic.co.jp
            (Tel: 03-6400-7624)
 
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         SEA-SPIN 浜松ワークショップ 参加申込
 
 氏名 (ふりがな):         (             )
 種別: □ 正会員(No.      )
     □ 賛助会員(会社名:                )
     □ 一般
 年齢:   (歳)
 性別: □ 男  □ 女
 会社名・部門・役職:
 住所:(〒            )
 TEL & FAX:
 E-MAIL:
 ポジション・ステートメント: 
  あなたが考えるソフトウェア・プロセスの特徴と問題点
 
 
 
 
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Mon, 17 Nov 2008 13:52:13 JST