Call for Papers
論文/報告/企画募集
日程: 2003年7月9日(水)〜11日(金)
於: ホテル ニューキャッスル弘前(青森県弘前市)
(http://www.newcastle.co.jp/)
主催: ソフトウェア技術者協会(SEA)
協賛(予定含む): 日本ソフトウェア科学会 情報処理学会 情報サービス産業協会 電子情報通信学会
ソフトウェア・シンポジウムは,ソフトウェアに関連する技術者,研究者,管理者が互いに交流できる場を長年にわたって提供してきました.成果発表や議論を通じて,実務経験,先端技術,研究成果にかかる最新のトピックを共有します.今回で23回目を迎える当シンポジウムでは,会場を「弘前城とさくらとりんご」に象徴される400年の歴史をもつ城下町青森県弘前市に移し,ソフトウェア工学における本質的な問題認識と問題解決を目的とした徹底した深い議論を展開したいと考えています.
シンポジウムは以下の企画で構成する予定です.論文/報告だけでなく,企画内容の提案も募集します.特に,ワークショップ企画は新たな試みです.ソフトウェア開発における未解決の重要な問題をCFI(Call for Issues)として募集します.当日は,話題提供された問題を出発点に,シンポジウム参加者による議論を通じて,ソフトウェア開発を困難とする現状の問題の本質を探ります.今後の研究や問題解決の方向性を見出し,産学連携による研究開発を創出する機会となると考えています.
募集する論文/報告にはつぎの3つの範疇があります.
募集する企画にはつぎの3つの範疇があります.
応募する論文/報告/企画のテーマはソフトウェア関連技術全般です.たとえば下記のテーマなど, ソフトウェアに関連する領域のテーマであれば何でも構いません.奮ってご応募ください.
◆要求工学/企画計画技法 | ◆ビジネスプロセス/ドメイン分析 | ◆分析/設計技法 |
◆品質管理/標準化 | ◆構成管理/プロジェクト管理 | ◆プログラム解析/テスト |
◆プログラミング技法 | ◆保守/リエンジニアリング | ◆メトリクス |
◆ネットワーク,セキュリティ | ◆再利用技術/コンポーネント | ◆人的要因/教育 |
◆ソフトウェアアーキテクチャ | ◆オブジェクト指向技術 | ◆プロセス改善(SPI) |
◆開発方法論/環境 | ◆組み込みシステム | ◆形式的手法 |
◆Web 情報システム(WIS) | ◆オープンソース開発 | ◆ソフトウェア教育 |
投稿された論文/報告/企画はプログラム委員会で査読を行い,採否を決定致します.採録論文の中から最優秀論文賞を,全登壇者の中から最優秀発表賞をそれぞれ選定して表彰します.
論文/報告/企画の応募に際し,下記要領で必要書類をPDF形式あるいはMS-Word形式,PowerPoint形式で作成し,必ずカバーシートと合わせて,電子メールで ss2003-inq @ is.aist-nara.. 宛にお送りください.論文/報告,ワークショップの応募にかかる必要書類,カバーシートの書式は下記 URL を参照し,その指示に従ってください.
応募書類書式はこちら. http://cas.aist-nara.ac.jp/ss2003/format/
論文/報告
応募論文/報告は未発表のものに限ります.他への重複投稿もご遠慮ください.論文は日本語で執筆して下さい.例外として英文も受付けますが,当日の発表は日本語に限ります.
研究論文・経験論文: 発表20分+質疑討論10分. 論文(A4版5-10ページ)で審査します.冒頭部には必ず要旨を記述してください.研究論文は,研究の新規性,有用性,信頼性を基準に審査します.経験論文は実践の観点から,有用性,信頼性,客観性を基準に評価します.
事例報告: :発表15分+質疑討論5分. 要旨(A4版1ページ)と発表スライド原稿(10枚程度)で審査します.スライド原稿にも要点などを注記していただければ,査読者の理解が深まると思われます.なお,実践の観点から,有用性,信頼性,客観性を基準に評価します.
企画
チュートリアル: 各テーマ150分間または90分間. 内容の要旨,内容の概略(目次,特記事項),講師の紹介を記載した企画書にまとめてください.書式は自由ですが,冒頭部に必ず題名と要旨を記述してください.自薦・他薦は問いません.
パネルディスカッション: 各テーマ90分間. 議論の主題,司会・パネリストの条件あるいは候補者,論点等を記載した企画書にまとめてください.書式は自由ですが,冒頭部に必ず題名と要旨を記述してください.自薦・他薦は問いません.
ワークショップ(CFI): 各テーマ最大半日程度の議論. 議論のきっかけを作る問題提起者を募集します.他薦はご遠慮ください.議論の対象とすべき課題について,問題提起を主体に論文(A4版3-10ページ)にまとめてください.提起する問題に付随して解決・研究開発の方向性提案,現時点での達成度などをあわせて論じていただくと査読者の理解が深まると思われます.問題の重要性・新規性,シンポジウムでの議論の有用性を基準に評価します.当日のワークショップでは,はじめに様々な視点から議論の端緒となる問題提起を行い,続けて問題に応じて興味のある参加者が小グループを作り問題の本質と解決への手がかりを議論します.グループ議論の結果報告と総括のための場を設ける予定です.
採録された論文/報告/企画は、論文集(紙、CD-ROM等)に掲載されるほか、インターネットで公開される場合があります.その他不明な点は, 下記の問合せ先まで電子メールでお問い合わせください.
主要スケジュール: | 2003年1月31日 | 企画応募締切 |
2003年3月14日 | 論文/報告応募締切 | |
2003年4月30日 | 論文/報告および企画採否通知 | |
2003年5月30日 | 論文/報告最終稿締切 | |
問合せ・論文等送付先: | ss2003-inq @ is.aist-nara.. |
実行委員長: |
高橋光裕 |
(電力中央研究所) |
プログラム委員長: | 東田雅宏 | (PFU) |
蔵川圭 | (奈良先端大) | |
プログラム委員: | 相田範夫 | (テクノプロジェクト) |
飯田周作 | (専修大) | |
石川雅彦 | (SRA) | |
伊藤昌夫 | (ニルソフトウェア) | |
大西荘一 | (岡山理科大) | |
岡村耕二 | (九大) | |
菊池豊 | (高知工科大) | |
具志堅隆児 | (オープンテクノロジーズ) | |
熊谷章 | (PFU) | |
阪井誠 | (SRA-KTL) | |
佐原伸 | (日本フィッツ) | |
菅原耕一 | (富士写真フイルム) | |
鈴木郁子 | (シャープ) | |
鈴木裕信 | (ソフトウェアコンサル) | |
高木徳生 | (オムロン) | |
高田広章 | (名古屋大) | |
田中一夫 | (日本フィッツ) | |
田中創 | (アイ・ティ・フロンティア) | |
張漢明 | (南山大) | |
十九川博幸 | (日立システムアンドサービス) | |
中谷多哉子 | (エス・ラグーン) | |
中野秀男 | (大阪市立大) | |
野呂昌満 | (南山大) | |
藤枝和宏 | (北陸先端大) | |
藤野晃延 | (インアルカディア) | |
松下誠 | (阪大) | |
松本健一 | (奈良先端大) | |
水野修 | (阪大) | |
村山優子 | (岩手県立大) | |
谷津弘一 | (日本フィッツ) | |
吉岡良雄 | (弘前大) | |
和田喜久男 | (NECアクセステクニカ) | |
和田典子 | (ソニー) | |
事務局: |
岸田孝一 |
(SRA-KTL) |