ソフトウェア・シンポジウム 2014 ワーキンググループ

ソフトウェア・シンポジウム 2014 で 9 年目を迎えるワーキンググループでの活動は,ソフトウェア技術にまつわるさまざまなテーマや課題に関する発表,議論を行うことで,参加者やグループがそれぞれの方向性を見いだしていくための場です.

WG1: 「派生開発への取り組み」
WG2: 「最新教育技術のトレンド,実践事例研究」
WG3: 「要求変更の要因分析」
WG4: 「ソフトウェアと社会」
WG5: 「ソフトウェア保守の全ては人生から学んだ? いや逆だ (仮)」
WG6: 「ソフトウェアエンジニアリングの遺言」
WG7: 「形式手法の最新技術と産業界での適用」
WG8: 「D-Case の実践」
WG9: 「IT 現場力の計測と活用」
WG10: 「システム開発文書品質」
WG11: 「ソフトウェア品質技術」
WG12: 「テストのイノベーション」
(順序不同)

また,SS2014 におけるワーキンググループの活動においては,複数のワーキンググループでの議論も行いますので,あらかじめご承知おきいただきたく,よろしくお願いいたします.その場合の,ワーキングループの組み合わせは,以下のとおりです.

WG1: 「派生開発への取り組み」 × WG12: 「テストのイノベーション」
WG2: 「最新教育技術のトレンド,実践事例研究」 × WG8: 「D-Case の実践」
WG3: 「要求変更の要因分析」 × WG11: 「ソフトウェア品質技術」
WG4: 「ソフトウェアと社会」 × WG9: 「IT 現場力の計測と活用」
WG5: 「ソフトウェア保守の全ては人生から学んだ? いや逆だ (仮)」 × WG7: 「形式手法の最新技術と産業界での適用」
WG6: 「ソフトウェアエンジニアリングの遺言」 × WG10: 「システム開発文書品質」

種別の凡例

マグロ: 専門知識を必要とせず,初めての人が参加しやすいように配慮する

WG4: 「ソフトウェアと社会」WG9: 「IT 現場力の計測と活用」WG10: 「システム開発文書品質」

サザエ: 若干の専門知識を必要とするが,初めての人でも参加しやすいように配慮する

WG2: 「最新教育技術のトレンド,実践事例研究」WG5: 「ソフトウェア保守の全ては人生から学んだ? いや逆だ (仮)」WG7: 「形式手法の最新技術と産業界での適用」WG8: 「D-Case の実践」WG11: 「ソフトウェア品質技術」WG12: 「テストのイノベーション」

塩辛: 自組織での適用経験を必要とするため,初めての人は頑張ってついてきて欲しい

WG1: 「派生開発への取り組み」WG3: 「要求変更の要因分析」WG6: 「ソフトウェアエンジニアリングの遺言」

くさや: そのテーマに深い洞察を必要とするため,主に常連で議論が進められることが予想されるが,初めての人が喰い付いてくるのは大歓迎である

WG1: 「派生開発への取り組み」

リーダ: 清水 吉男 (派生開発推進協議会,システムクリエイツ),八木 将計 (派生開発推進協議会,日立製作所)

概要:

派生開発の現場の皆さん! 毎日,変更に伴うバグ潰し追われていませんか?

他人が書いたプログラムへの変更は難しいですよね.そうして傷だらけになったソフトをこの先 20 年 30 年と引っ張るつもりですか? それで競争に勝てると思いますか?

奇しくも,今回の円安政策で日本製品の競争力の無さが見えてしまいました.勝敗がソフトで決まる時代にあって,勝てる製品になっていないのです.勝ち続けるためには,適切な派生開発の技術と新規開発の技術が必要です.でも,目の前の派生開発で混乱している状態で,新規開発の勉強ができますか?

この WG で皆さんと派生開発の問題発生のメカニズムや派生開発に対応する方法などを議論して,一緒に「明日」への光を見出しましょう.

本来,「ソフト」は楽しい世界です.

種別: 塩辛

参加の条件:

ポジションペーパーに「派生開発で困っていること」「派生開発のプロセス改善で行き詰まっていること」などを A4 1 枚にまとめて提出していただくようにお願いします.「派生開発の取り組みで上手くできたこと」なんか共有できるといいですね.

運営方法・備考:

当日は,いくつかのテーマで皆さんと議論しながら,ご自分の組織に持帰っていただくヒントをまとめていきます.

メーリングリストのアドレス: ss2014-dd @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG2: 「最新教育技術のトレンド,実践事例研究」

リーダ: 米島 博司 (パフォーマンス・インプルーブメント・アソシエイツ),諸岡 隆司 (中電シーティーアイ)

概要:

技術者教育は勿論のこと,広く学校教育においても様々な試みが展開されています.学校教育においては「反転授業」,成人教育においては「状況的学習論」など従来の授業や教育方法論を改革し,教育の効果,効率だけでなく経済性も含めた議論が活発に展開されています.

当ワーキンググループでは,そうした最新のトレンドを概観しつつ,参加者自身の実践事例を持ち寄り,相互に意見交換を行ない今後の改善の参考にすることを目的とします.

ソフトウェア技術者の人材育成,教育に携わる方,大学や専門学校においてソフトウェア技術教育を担当される方など,広く技術教育に携わっておられる皆様の参加をお待ちしております.

種別: サザエ

参加の条件:

ポジションペーパー (スライド 1 ~ 2 枚程度) の提出を必須とする.

運営方法・備考:

基本的に参加者はスライド一枚程度のポジションペーパーを 5 月末までに提出する.

基本的に参加者自身の事例や研究を持ち寄って発表し,参加者全員で意見交換,議論によって相互研鑽を行う.

メーリングリストのアドレス: ss2014-ed @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG3: 「要求変更の要因分析」

リーダ: 中谷 多哉子 (筑波大学)

概要:

要求工学に関する経験も蓄積され,徐々に解決困難な課題が明らかになってきました.たとえば,要求変更は,要求の獲得漏れやシステムの理解不足によってもたらされることもありますが,現在適用可能な技術では,予期できない要求変更も少なくありません.今年の要求工学に関するワーキンググループでは,このような予期できない要求変更の要因を分析する手法について議論します.

種別: 塩辛

参加の条件:

配布する例を参考に,要求変更の事例と,その要因を分析するための情報をご準備ください.

運営方法・備考:

参加予定の皆様には,要求変更を分析した例を事前にご提供いたします.その例を参考に,ご自身の事例を当日,ご紹介ください.社名や個人名,システム名などは不要ですので開示されませんようお願いいたします.

また,当日,要求変更の要因を分析する手法をご紹介します.その手法を使って,実際に要求変更の要因分析を行います.この結果から,手法の改善点や有効性を評価いたします.

ポジションペーパーの提出をお願いします.

メーリングリストのアドレス: ss2014-re @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG4: 「ソフトウェアと社会」

リーダ: 佃 均 (IT 記者会)

概要:

IT はわたしたちの生活に密接にかかわっています.ですが世の中の多くの人びとは,ソフトウェアに軸足を置いている人びとが考えているほどには,そのように認識していないように思えます.中央線快速や山手線の電車がピーク時 2 分 8 秒おきに運行しているのも,1 枚の IC カードで複数の異なる交通機関を利用できるのも,有料道路のインターチェンジをノンストップで通過できるのも,「きっと,どこかで誰かが,うまくいくようにしてくれているのだろう」というのが関の山,なのかもしれません.

ソフトウェア・シンポジウム (SS) 2013 in 岐阜では,「ソフトウェアと文化」と題するワーキング・グループ (WG) を設定しました.今回の「ソフトウェアと社会」は,それと一対の関係にあって,また以前の SEA 上海 Forum や SS2011 in 長崎における WG 「無形労働 (Immaterial Labor)」および,今年 3 月からスタートした SEA Forum シリーズ「ソフトウェア産業論」の延長線上にあります.

種別: マグロ

参加の条件:

運営方法・備考:

参加を希望される方は,「ソフトウェアと社会」という問題意識を踏まえて,自分が最も関心がある事柄や,日ごろ考えていることなどを 400 文字程度にまとめて,5 月 30 日 (金曜日) までに,メールでお送りください.

それをもってポジションペーパーとし,少人数の場合は個々のテーマを取り上げ,多人数の場合はテーマのカテゴリー別に,参加者全員で意見交換をしていきます.何とはなしに「どこかの誰か」に祭り上げられがちなソフトウェア・エンジニアの立場から,ソフトウェアと社会とのかかわりについて自由な議論を展開する場を設けたいと思います.皆さんの参加をお待ちしています.

補足: SS2013in 岐阜では主宰者 (WG 企画・運営者) 側に回ったために,会議レポーターとしての仕事ができませんでした.にもかかわらず今回もWGのテーマを提案するのには,世情の決定的な変化があります.すなわちインターネット上での極論の連鎖,全就労者の非正規雇用化,原発再稼働や武器輸出解禁の方向性などに象徴される国家体制主義ないしアンチ自由主義的な動きです.個人的な興味は,《時代の転換期にソフトウェア・エンジニアはどう振る舞うのか》です.

メーリングリストのアドレス: ss2014-so @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG5: 「ソフトウェア保守の全ては人生から学んだ? いや逆だ (仮)」

リーダ: 高橋 芳広 (ソフトウェアメインテナンス研究会,トリプル・アイ企画)

概要:

今年も新人が入る季節になりました.集合教育,OJT 等々様々な教育がされていることと思われます.しかしながら,なにを教育するのか必要なものが明確になっているでしょうか? その成果はいかがでしょうか?

さて,我が身を振り返ってみるとソフトウェア技術者としての全てをソフトウェア保守から学んだ様な気がします.それは,プログラム読み方に始まり,見積もり,顧客のニーズの把握までこと様々でソフトウェア技術者の全てと言っても過言ではないと思います.

この度私たちソフトウェアメインテナンス研究会の有志はソフトウェア保守技術者のシラバスを作成しました.そのシラバスを元にソフトウェア技術者に必要な技術がソフトウェア保守業務により身につけられることを実証したいと思います.

種別: サザエ

参加の条件:

ポジションペパーの提出

運営方法・備考:

参加者にポジションペーパーを発表して貰い,リーダーが提供する素材をもとに議論します.

メーリングリストのアドレス: ss2014-ma @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG6: 「ソフトウェアエンジニアリングの遺言」

リーダ: 濱 勝巳 (アッズーリ)

概要:

1968 年より広まったとされるソフトウェア工学も大きな技術革新や社会変化の中でアジャイルプロセスやクラウド等が台頭し,一時代の終焉を迎える時が来たと言えます.SEMAT を端とする次世代に向けた活動も行われていますが,過去の呪縛から解放されているとは言いがたいものです.

当WG では,ソフトウェア工学という「人格」があったとして,彼が一時代に終わりを告げ遺言として後世に伝えることがあったらしたらと仮定し,彼がどのようなことを伝えるのかを国内の有識者に考えてもらいます.その遺言から過去の呪縛から解放された新しい価値観を提案することを目指します.

種別: 塩辛

参加の条件:

1. ポジションペーパの提出
2. 論説提出.テーマは「ソフトウェアエンジニアリングの遺言」
3. 事前検討会 (オンライン,オフライン) への参加

運営方法・備考:

1. 国内の有識者に「ソフトウェアエンジニアリングの遺言」というテーマで論説を募ります.
2. 事前に論説を読み込みます.
3. 会期当日は論説を分析してまとめていきます.
4. 会期後,書籍出版に向けた編集及び執筆を行います.

メーリングリストのアドレス: ss2014-se @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG7: 「形式手法の最新技術と産業界での適用」

リーダ: 中津川 泰正 (フェリカネットワークス),田中 美穂 (DTS) 佐原 伸 (法政大学),酒匂 寛 (デザイナーズデン)

概要:

ソフトウェア開発現場では,品質の高いソフトウェアを効率よく組織的に開発する手法が求められています.本ワーキンググループでは,高品質のソフトウェア開発技法として実績のある形式手法について,その最新技法の紹介と,適用方法の紹介,そして今後どのように高品質のソフトウェア開発を進めていくかについて話し合いたいと思います.

また,組織的な形式手法の導入事例に限らず,個人で気軽に使うことができるような形式手法の使い方など幅広く議論することができたらと考えます.議論の対象とする形式手法は,今のところ,VDM・Event-B・CafeOBJ・SPIN・NuSMV・Coq などを想定しています.

種別: サザエ

参加の条件:

ポジションペーパーの提出と審査

メーリングリストのアドレス: ss2014-fm @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG8: 「D-Case の実践」

リーダ: 山本 修一郎 (名古屋大学)

概要:

D-Case や安全性ケースなどアシュアランスケースの適用上の課題について意見交換することにより,現場展開を容易化する方法について考える.たとえば,研修内容として,D-Case の基本的な知識,適用経験,D-Case による思考様式や合意形成のあり方などを参加者がグループ討論するとともに,発表する.

なお,参加者には以下の参考資料を配布する (無料).

・アシュアランスケース入門,山本 修一郎著,43 頁.アシュアランスケースの 4 時間の研修教材スライド
・議論パターンポケットガイド,山本 修一郎著,108 頁.D-Case による 49 種類の議論分解パターンを分類して説明している
・ディペンダビリティ・ケース適用のフロンティア 2014,山本 修一郎監修,147 頁.山本研究室で実践した D-Case の適用事例研究をまとめている

種別: サザエ

参加の条件:

ポジションペーパで,D-Case (やアシュアランスケース) を導入する上での気になる課題を3個程度提示していただける方

メーリングリストのアドレス: ss2014-dc @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

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WG9: 「IT 現場力の計測と活用」

リーダ: 松尾谷 徹 (デバッグ工学研究所),増田 礼子 (フェリカネットワークス)

概要:

このワーキンググループのテーマは,気持ち良く働き易い職場の実現を目指しています.職場として IT 開発の場を考えると,残念なことに他の産業と比べ多くの問題を抱えています.

・何をすれば良いチームを作れるのか: チームビルディングに関する問題.
・メンバーの動機付けのために何を考慮するのか: リーダーシップスタイルの問題.
・良いチームの状態が生産性を高めることを経営者に理解してもらう問題.背景に,良いチームを作ることや動機付けを考慮したリーダーシップが,結果として仕事のパフォーマンスを高め,プロジェクトを推進する事実が広く認知されていない問題があります.

今回のワーキングでは,発表論文の中で人間系の成功事例について,通常の発表とは別に詳しい説明をお願いし深い部分でノウハウの共有を行います.その後,共通する問題について意見交換を行います.

種別: マグロ

参加の条件:

モチベーションなど人間系の問題に興味を持っている方 (ポジションペーパーはありません,どなたでも参加できます).

運営方法・備考:

1 日目午後: 発表論文の中で人間系の詳しい発表とレクチャを行い,参加者で意見交換を行います.
2 日目午前: WG4 とのジョイントワーク.詳細が決まり次第連絡します.
3 日目午前: 参加者の意見をとりまとめ今後につなぎます.

メーリングリストのアドレス: ss2014-it @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG10: 「システム開発文書品質」

リーダ: 藤田 悠 (システム開発文書品質研究会,長野工業高等専門学校),塩谷 敦子 (システム開発文書品質研究会,イオタクラフト)

概要:

機能安全規格への準拠やソフトウェア品質説明などにおいて,開発文書は大切な役割を担っています.開発文書は,開発プロセスを構成する各工程の成果物であり,また次工程への要求を伝達する媒体でもあります.そのため,開発プロセスにおける成果や開発作業の品質を保証するために,開発文書にあらわす内容こそが第三者による評価の対象になると考えています.

しかし,こういった役割を果たす開発文書が持つべき品質は明確になっているとはいえません.

本ワーキンググループでは,現在,開発現場が抱えている開発文書の課題を題材にして,開発文書に求めること考察し,開発文書の品質について議論します.

種別: マグロ

参加の条件:

参加希望者は予め配布するアンケートにご回答いただきます.さらに,ポジションペーパとして,「発表したいこと」,「議論したいこと」,「アピールしたいこと」,「開発文書で困っていること」などを A4 サイズ 1 枚に纏めてご提出ください.

運営方法・備考:

アンケート結果を共有し,ポジションペーパをご発表いただき,各参加者の皆さんの意見をもとに議論したいと思います.

メーリングリストのアドレス: ss2014-dq @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG11: 「ソフトウェア品質技術」

リーダ: 小笠原 秀人 (東芝)

概要:

ソフトウェアの開発組織やプロジェクトでは,新技術を導入する,開発・管理手法を改善する,スキルを高める,プロセスを見直すなど,さまざまな方法で,ソフトウェアの品質向上に向けた取り組みを実践している (はずである).

本ワーキングでは,ソフトウェア品質向上に寄与する具体的で実践的な事例やノウハウを共有することを目的とする.

ソフトウェア品質技術の種類としては,ソフトウェア品質技術体系 (SQuBOK) で定義されている項目をおおよその目安と考える.SQuBOK の構造を以下に示す.

ソフトウェア品質技術:
・メトリクス
・品質計画の技法
・要求分析の技法
・レビューの技法
・テストの技法
・品質分析・評価の技法
・運用・保守の技法

※SQuBOK の概要は以下の資料を参照のこと.SQuBOK で定義している樹形図は,この資料の 17 ページに記載されている.https://a-lifelong-tester.cocolog-nifty.com/publications/SQuBOK-OSAKA.pdf

本ワーキンググループの参加者は,ソフトウェア品質技術に関連した取り組み事例やアイデアを発表する.その発表の内容や考え方を,参加者が持ち帰って実践できるように,いろいろな視点から議論する.

種別: サザエ

参加の条件:

本ワーキングの参加者には,ソフトウェア品質技術に関連した実践事例やアイデアを発表する.参加申込み時に,ポジションペーパを提出する.

ポジションペーパの構成(目安: 1 ~ 2 ページ)
1. 氏 名:
2. 所 属:
3. 連絡先
 電話:
 E-mail:
4. タイトル:
5. 概要:

運営方法・備考:

ワーキンググループに使える時間にもよるが,おおよそ,一人 30 ~ 40 分程度の時間を使い,参加者分の発表と議論を回していく.

メーリングリストのアドレス: ss2014-sq @ sea.jp (ログを取得する方法については,こちらをご参照ください.)

WG12: 「テストのイノベーション」

リーダ:西 康晴 (電気通信大学)

概要:

ソフトウェアテストに悩んでる組織は多いと思います.

日本では今,5 つのテストのイノベーションが起きつつあります.

本ワークショップでは 5 つのイノベーション,すなわち,テストの上流設計 (テストアーキテクチャ設計),テストを起点とした開発の改善 (W モデル),自動化 (キーワード駆動テスト,CI との融合など),バグ分析からのテスト精度の向上 (ファーブルモデル,不具合モードなど),テストプロセス/テストプロセス改善 (ISO/IEC 29119,TPI,TMMi,ISO/IEC 33063) について概説し,自組織で実現するために必要なことを議論していきます.

種別: サザエ

参加の条件:

自組織のテストを進化・深化させたいと考えていることが条件です.

自組織のテストの悩みを A4 1 ページのポジションペーパにまとめ,事前に提出して頂きます.

運営方法・備考:

最初にテストのイノベーションの紹介のチュートリアルを行います.その後に,参加者が各イノベーションを組織内で実現するために必要なことについて議論していきます.

メーリングリストのアドレス: ss2014-te @ sea.jp (ログを取得する方法については,以下をご参照ください.)

メーリングリストのログを取得する方法

メーリングリストのアドレスの名前の末尾に "-ctl" を付加してこれを宛先として,メールの本文の先頭を get 1-last としたメールを送ると,ログを取得することができます.

例えば,WG1 (「派生開発への取り組み」) の場合,メーリングリストのアドレスが ss2014-dd @ sea.jp ですから,宛先は ss2014-dd-ctl @ sea.jp,本文は get 1-last となります.

このときに,メーリングリストに登録されたメールアドレスからしか取得できませんので,ご注意ください.

get の代わりに help を送ると,メーリングリストの使い方が返送されます.