<<<<<<<< 参加者募集 >>>>>>>>>> =====================================================      上海・西安・延安・SEAイベントツアー =====================================================     「セキュアなソフトウェアシステムの開発と管理」     ◆上海フォーラム:  (10月27日)     ◆西安フォーラム:  (10月29日)     ◆延安ワークショップ:(10月30日-31日)             主催:     ソフトウェア技術者協会(SEA)、SEA上海支部             協賛     SEA九州支部、IT記者会 ======================================================         http://www.sea.jp/shanghai/sea/   (v2.0)   ソフトウェア技術者協会(SEA)はソフトウェアに関連したさまざ まな課題を取り上げ最新技術の情報交換や経験を交流する試 み を 行ってきました。中国においては上海地域を起点に、フォーラムや ワークショップを毎年実施しており、今年は上海から西安・延安に 足を伸ばし開催します。  原発事故に見られるように様々な想定外事項が頻繁に出現する事 態になっていますが、ソフトウェアシステムにおいては、ますます 安全で信頼性に基づいた開発と品質の保証が求められています。し かし目の覚めるような特効薬はなく、その開発や管理の現場では性 質の異なる多くの問題に取り組みながら一歩一歩組織的な解決策を 見いだしているのが現状です。  上海と西安フォーラムではこのようなセキュアなシステム開発の 背景、考え方や、事例、関連してプロセス改善 (SPI)の取り組みな どの話題を紹介いただきながら、本テーマを切り口にして、一歩踏 み込んでより現実的な開発管理のあり方を探ることにします。開発 現場で活躍されておられる管理者、技術者にとっては、動向を踏ま えながらの実務面での有益なヒントが得られることと思われます。  延安ワークショップでは全く別の観点からテーマを見つめます。 開催地の西安は千年に渡って都が設置されたところであり、延安は 中国共産党が基盤を構築した聖地であります。悠久の歴史に思いを はせながら、オープンな討論を通じてこれからの社会の中でソフト ウェア政策のあり方や本テーマの将来を展望します。  これら一連の会議へは連続して出席できるように日程が組まれて おりますが、個別のイベントだけに参加することも可能です。参加 を希望される方は事前登録が前提になっておりますので、下記の申 込フォームに記入の上、メールにて申込をお願いします。参加者は ご自分の意見や質問など発表する機会がありますのでこの機会を積 極的に利用されることをお勧めします。  また広く参加者を呼びかけております、関心のある方に案内転送 いただければ幸いです。 ***************** 開 催 要 領 ****************** ◆上海フォーラム:     10月27日(土)会場:上海科学会堂・新館(思南楼)(予定)              住所:中国上海市南昌路59号               http://www.sciencehall.org/         プログラム:話題提供と討論     (開始時間)     ---------------------------        (敬称略)     13:00 受付     13;30 第一部(講演)     (基調講演)     「安全を確保するための要素とその試み」             伊藤 昌夫 (ニルソフトウェア)     ---------------------------------------------------     日本語の「安全」という言葉には,危険が存在しないとい     う意味の Safety と,自動化を含む何らかのプロセスを付     加することによって保証がなされていることを示す Secu-     rity の両方の意味があります.安全なシステムという 時     に,この両面からの取り組みが必要であり,完全に分離す     ることはできないと考えています.     いま,安全なシステムを作るために,この両者を統一的に     扱うための枠組みを考えます.安全は単なる工学的な問題     ではなく,社会ー文化的な影響を考慮すべき事柄です.安     全 にまつわる様々な課題を提示したあとで,dSPO という     方法論のなかで,如何に「安全」を扱うことができ る か     を,説明したいと思います.     ---------------------------------------------------     (話題提供)     「クラウド時代のセキュリティ」             中野 秀男 (大阪市立大学・中野秀男研究所)     (上海からも2名ほど、発表を予定しています)     15:30 第二部(討論・司会:東 誠(上海担思計算機系統有限公司))     (上記講演者、参加者を交えて討論、意見交換会)     16:30 終了     ---------------------------         17:00 第三部(情報交換会)(会場は別途用意)     (食事をしながら交流会を行います) ◆西安フォーラム:     10月29日(月)会場:ウエスティン西安/The Westin Xian             (西安威斯汀酒店)(予定)            住所:中国陝西省,西安,慈恩路 66 号,曲江新区           http://www.starwoodhotels.com/westin/property/                 overview/index.html?propertyID=3118         プログラム:話題提供と討論     (開始時間)     ---------------------------         (敬称略)     13:00 受付     13;30 第一部(講演)     (基調講演) ---------------------------------------------------     「仮説マネジメントについて」              岸田孝一  (SRA)       フクシマ原発事故でも明らかになったように,システムの     安全に関するト ラブルは「想定外」の原因によって引 き     起こされます.それは,対象アプリケーションの中に組み     込まれたかたちのE-tyme ソフトウエアの宿命でもあり ま     す.現実世界に置けるシステムは無限のパラメータを含ん     でいますが,要求し 要素はいくら詳細に書かれていた と     しても有限のページ数しかありません.したがって,何ら     かのAssumption (仮説あるいは想定)にもとづいて当面は     無 関係だと想定されるパラメータを除外す るしかありま     せん.しかし,時間の経過とともに対象アプリケーション     の 内容が変化し,当初は無視されたパラメー タのいくつ     かが生き返ってきて,システムの深刻なトラブルを引き起     こすことになるのです.     2005 年の ICSM in Budapest 併設のワークショップで 故     M.M.Lehman 先生がソフトウェアの進化プロセスに関連 し     て, この Assumption Management の重要性を指摘されて     います.そのときのプレゼンの概要を紹介しながら,みな     さんと一緒に System Safety/Security の問題を考えてみ     たいと思います.     ---------------------------------------------------     「形式手法を応用する情報システムの信頼性向上」          平田 貞代(富士通・法政大学)      情報システムの仕様は、日本語などの自然言語で表現さ     れるが、自然言語には曖昧性があるため、仕様の全てを正     確に書ききれない、読みきれないという限界があるため、     仕様の合意形成の遅れや開発者の誤認の原因になることが     ある。また、仕様の検証はレビューアーの勘や経験に頼ら     ざるをえず、仕様の抜け・漏れ・矛盾を見逃すことがある。      そこで、集合や写像といった伝統的な数学を用いて数理     的に検証する方法として研究されている「形式手法」の活     用を提案する。形式手法は、IEC61508やISO26262による推     奨、自動車リコール後のNASAによる安全性検証での適用、     等の事例により、有効性が認められつつあるが、日本では     未ださほど普及していない。顧客や開発者といった多くの     関係者が日常的に活用できるレベルまで、形式手法の実用     化を進めたい。      上海西安フォーラムでは、形式手法の実用化に関する活     動の紹介と、新たな適用法について討議させていただきた     い。 ---------------------------------------------------     (話題提供)     「品質最前線 -- 最近のソフトウェア品質改善の動き」             奈良 隆正 (NARA コンサルティング)     (西安地元からも2名ほど、発表を予定しています)     15:30 第二部(討論・司会:木畑 雄輝(西安千翼軟件有限公司))     (上記講演者、参加者を交えて討論、意見交換会)     16:30 終了     ---------------------------         17:00 第三部(情報交換会)(会場は別途用意)     (食事をしながら交流会を行います)         ◆延安ワークショップ:    10月30日(火)- 31日(水)、      会場;延安盛唐王朝酒店 Tang Dynasty Hotel         住所:延安宝塔区?園路中段風情街  TEL:86-0911-8899999    プログラム:      (西安から貸し切りバスにて移動し、延安の現地視察を行い、      ツアーの過程を通じてオープンディスカッションを行います) ***************** 日程と申込要領 ****************** 1.全体の日程(3つの会議の日程と移動手段)      10/27(土): (午後)上海 Forum      10/28(日):    移動:上海→西安      10/29(月): (午後)西安 Forum      10/30(火)-31日(水): 延安ワークショップ(西安から専用車)      11/ 1(水):       移動:西安->日本、上海 2.参加費:    ◆上海フォーラム: SEA会員200元、一般250元、(懇親会費込み)    ◆西安フォーラム: SEA会員200元、一般250元、(懇親会費込み)    ◆延安ワークショップ:25,000円    会費に含まれているもの:    ◆上海、西安フォーラム         ・施設使用料、資料代、懇親会費    ◆延安ワークショップ(WS)         ・施設使用料、資料、団体活動中の交通費、一部食事代         ・宿泊ホテル代(10月30日分)    会費に含まれていないもの:         飛行機代:日本=上海=西安の航空代         ホテル代:上海地区、西安地区    希望される方には事務局側で以下のアレンジを行います。         ・上海、西安でのホテルの予約         ・上海-西安の中国国内航空券の購入          3.申込み方法ほか:   (1)メールでの申し込み、お問い合わせは:     以下の申し込み用紙に記入の上、     SEA上海支部・事務局(杉田) bv@fzen.jp 宛てに送付ください。   (2)参加費は当日現金でお支払いください。     日式領収書を用意しております。 ---------------------参加申込---------------------------------   bv@fzen.jp宛にお送りください、折り返し案内を差し上げます。   SEA中国 フォーラム、ワークショップ(2012年秋)参加申込み   氏名:__________________ ふりがな(______________________)   所属:___________________________________________________   電話・FAX:________________ / ________________________   E-mail: _____________________________   種別(いずれかにチェック・記入):     □ SEA会員(No:     )、IT記者会    □ 一般   参加されるフォーラム・ワークショップを指定ください。    □上海フォーラム: 会員200元、一般250元    □西安フォーラム: 会員200元、一般250元    □延安 WS:    25,000円    合計参加費:________円 ______元   ホテルの予約事務局依頼     □上海ホテル、□西安ホテル、□中国国内航空券   その他希望などありましたら、記述ください: 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