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Mon Mar 11 18:55:04 JST 2002 / ***Entry CLOSED***

Thu, 28 Feb 2002 15:52:43 +0900 / spin:2205


----------------------------------------------------------------- 37th SEA-SPIN Meeting (March, 2002) テーマ: SPIの基本について考える --- SPIのフレームワーク --- 参 加 募 集 主催 SEA プロセス分科会(SEA-SPIN) ----------------------------------------------------------------- アセスメント或いは評価としてのSPIに関する議論は沢山ありま す.いわく,どうすればCMMのレベル取得ができるか? 妥当性は別としてレベル取得は,SPIからすると結果にしか過ぎませ んので,どのようにソフトウェアプロセス改善をするか?という本来 的議論は常に必要だろうと思います. 今回は,取り合えず各アセスメントやエバリュエーションのモデル は横においておくとして,SPIを進める上で何が本質的でどういった 難しさがあるのだろうということを整理できたらと思います. 話題提供はオムロンで長らくSPI活動に関わってこられた高木さんを 始めとし,同じく経験豊富なSonyの近藤さん,田中さん,SRAの小嶋 さんから経験に基づく話をしていただく予定です.また,岸田さん からは,少し視点を変えて規模の違いとSPIの関係について興味深い お話を伺うことになっています. 今回は,いつもと違って多くのSPIの実践者の方々からお話を伺いま すが,いつものように一方的な議論ではなく参加者のみなさんと一 緒に考えていきたいと思います. 多くのみなさんの積極的な参加をお待ちしています. *****************開催要領***************** 1. 日 時: 2001年3月15日(金) 13:30 〜 16:45 2. 会 場: 労働スクエア東京 602 会議室 T:03-3552-9134(問合せ) ※電話取り次ぎは行いません. 〒104 中央区新富1-13-14 地下鉄日比谷線・JR京葉線 八丁堀駅 A3出口 徒歩1分 地下鉄有楽町線 新富町駅 A4出口 徒歩5分 都営浅草線 宝町駅 A1出口 徒歩7分 3. プログラム: コーディネータ: 伊藤 昌夫 (Nil Software) 13:00-13:30 受付およびネットワーキング 13:30-13:40 Opening 13:40-14:00 発表 1 「SPIの”推進役”体験談」(自らの意欲に基づくSPI) 近藤康二(Sony) 14:00-14:20 発表 2 「SPIとそれを取り巻く思惑」 小嶋勉(SRA) 14:20-14:40 発表 3 「SPIについて考える -これまでの経験から-] 高木徳生(オムロン) 14:40-15:00 発表 4 「SPIと技術論」 田中康(Sony) 15:00-15:20 休憩 15:20-15:40 発表 5 「転形期の論理」 岸田孝一(SRA-KTL) 15:40-16:45 パネル討論 司会:伊藤 パネラ:発表のみなさん 4. 参加費用: SEA正会員:2,000円,SEA賛助会員:3,000円,一般:4,000円 5. 定 員:先着30名 (申込多数の場合は,SEA正会員を最優先し,以下,SEA賛助会員,その他の SEA-SPINメンバ,一般参加の順での先着順となります) 6. 申込方法:下記申込用紙に必要事項を御記入の上、 SPIN 世話人まで E-Mail(spin-entry@sea.or.jp) でお申込みください。 いつも通り申し込み受付のご連絡はいたしません。 定員超過でお申込をお断りする場合には,メールにてご連絡いたします。 出席される際には,spin-entryからのメールのコピー(Subject:にentry番号付) を印刷して会場に持参して下さい。 *** お申込みは1人ずつ例会毎にお送り下さい。 *** *** 返信メールの番号が受付番号になります。 *** **** 2002年3月1日から spin-entry にて受付ます。 **** なお,参加費は当日会場受付にて現金でお支払いください (領収書を差し上げます). 申込受付後のキャンセルは原則としてお断りします. 申込み宛先: Mail-to:spin-entry@sea.or.jp (Fax,郵送ではお申込頂けません) .......................................................................... March 2002 --SEA-SPIN Meeting 参加申込用紙-- 2002-3-15 ***3/11受付終了*** 「SPIの基本について考える」 ***3/11受付終了*** 氏名 (ふりがな): _______________ (________________________) 会社名: __________________________________________________________ 部門・役職: ______________________________________________________ 住所: (〒___-____) ________________________________________________ Tel: _____________________, Fax: _________________ E-Mail: ___________________________________ 種別 (該当欄にチェック): □SEA正会員 (No. ),△SEA賛助会員,▽一般 参加費:***3/11受付終了***_円 (□正会員:2,000円,△賛助会員:3,000円,▽一般:4,000円) **** 郵便番号だけでなく住所も記入してください **** **** 2002年3月1日から spin-entry にて受付ます **** http://www.sea.jp/SPIN/meeting.html ============================================================================
各発表要旨: ------------------------------------------------------- 近藤さん(SONY); 【「SPIの”推進役”体験談」(自らの意欲に基づくSPI)】  本来プロセス改善は,開発組織が自らの問題意識に基づきもがき 苦しみ(そして楽しみ)ながらも進めていく活動です.しかし、一方で 意欲はあるものの様々な理由から,多くの組織ではなかなか活動に 取りかかることが出来ないのが現実です.私は、そのような状況の 組織において、客観的な第3者の立場らから適切に活動を後押し (推進)する役割を大変重要と考えています.私自身の約3年間に渡る 推進役としての活動を通じて得られた経験や知識などを,みなさんと 議論することで、同様な課題をお持ちの方々の今後の参考になれば 幸いと考えています. ------------------------------------------------------- 小嶋さん(SRA); 【SPIとそれを取り巻く思惑】 プロセス改善に取組む場合,使用するモデルが何であれ,開発現 場の現実的課題,ミドル層の持つ課題や思惑,SPI推進者の思惑, といったように多様な立場の人達の課題や思惑が複雑に絡みあいます. こうした現実を上手に調和させ,改善への大きな力に変えて行くこ とは非常に重要であると同時に難しいことであると実感しています. これまで「SPIの推進側」の立場で経験した出来事をお話することで, 議論のきっかけとなれば幸いです. ------------------------------------------------------- 高木さん(オムロン); 【SPIについて考える-これまでの経験から】 「SPIとは」という問いに対して明確な答えを私自身持ち合わせません. 以前から自らが行なっている活動を「ソフトウェアプロセス改善」と呼ぶ ことに対してはどうしても違和感があり,敢えて今自らの活動を説明する とするならば「ソフトウェア開発というドメインに対して,プロセス重視 の問題解決アプローチを実行している」となります。ここでプロセスの重 視というのはプロセスを優先的に考えるということであり、ソリューショ ンを限定するものではありません.今回のSPINでは、これまで取り組 んできた「SPI」活動に対して上に述べたような視点で考察し、「SP I」に関わる問題を整理してみたいと思います。その上で「SPIとは」 という議論のきっかけが得られたらうれしく思います. ------------------------------------------------------- 田中さん(SONY); 【SPIと技術論】 「SPIとは」を考えるににあたり、なぜ、「改善の対象が「プロセス」 なのか(プロセス重視なのか)」について考察する. ・「技術」の定義 (日本における戦前・戦後の技術論論争) ・「意識的に適用できる客観的法則」とは  SSOA(Syntactic-Semantic/Object-Action)モデル  (構文-意味/対象-操作)モデル:B. シュナイダーマン  「ソフトウエア開発という生産的実践における客観的法則」 =「プロセス」である。 ・技能から技術へ ・「技術」の属性と教育可能 ・SPIがプロセス重視であること ・適用説の成功事例 ------------------------------------------------------- 岸田さん(SRA) 転形期の論理: これまで多かった大規模かつ長期間のプロジェク トから小規模かつ短期間のプロジェクトへの時代の移り変わりの なかで,SPI をどうとらえどう実践していけばよいか. ------------------------------------------------------- -ito

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% 参考: Mapion %


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