SEA関西−教育分科会ジョイントフォーラム
Joint Forum with SEA Kansai

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第9回 SEA関西支部・教育分科会ジョイントフォーラム2005 報告
「役に立つ教育改革とは何か」開催案内

ITの進歩や問題点および教育の改革が報道されない日はありません。ソフト ウエア技術者協会は世評に惑わされることなく、理論と実践で社会を先導する ことにこころがけてきました。関西支部と教育分科会は異なる視点による技術 の追求を目的として、夏の合同フォーラムを恒例行事にしてきました。 今年も下記のようにフォーラムを行いました

日時: 2005年7月22日(金)13:30-17:00
場所: 大阪市立大学文化交流センター セミナー室(大阪駅前第2ビル6階)
プログラム:
13:00-13:30 受付

13:40-14:30 君島浩(防衛庁海上幕僚監部) 、
「インストラクショナルデザインセミナー〜自衛隊のeラーニングTIPS」
 eラーニングはインストラクショナルデザインIDの設計選択肢の一部でし かありません。それだけにIDこそがeラーニングの構築を適切に導きます。 日本でも最高度の教育水準を持つ官庁が、民間のインストラクショナルデザイ ナーを雇って、どのようにIDやeラーニングを技術移転したか、世評とは一味 違うTIPS(コツ)を披露しました。

14:30-15:20 米島 博司(NEC モバイルソリューション事業企画部)
「事業戦略を成功させるための教育の秘訣」(仮題)
サブタイトル:即戦力育成のポイントと落とし穴  CRI(目標参照型研修)を元にNECモバイルソリューション事業部の要員 研修を企画した実績を持つ発表者が事例を元に語りました。形骸化した研修をい かに実践的な研修にするか。何のための研修かを問いかけました。

15:30-17:00 中野秀男(大阪市立大学)
「大阪市のIT拠点構想と教育」
 大阪市の情報化有識者会議でIT拠点構想が提案されました。この構想の実現 に向けて研究を始めています。この時間では仮想的なIT拠点を、会場と少し離 れた場所を使って模擬的に実現しながら、遠隔的な参加をしてもらうことにし ています。この拠点は、教育、障害者、ハイテク等の特徴を持たせながら相互 に連携することを考えています。ここでは教育拠点という観点と、インターネッ ト放送やインターネット会議の教育への応用という面からも考察されました。

終了後に懇親会を実施しました。

実行委員長: 中野秀男(大阪市立大学)、篠崎直二郎(NECソフト)
申込受付 : 篠崎直二郎(NECソフト)、shinozaki @ mxd.nes.nec.co.jp