SEA新春教育フォーラム
SEA New Year Forum

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開催案内を引用してレポートに代えます。

第18回 SEA新春教育フォーラム2010 報告
主催:ソフトウェア技術者協会(SEA)/教育分科会(sigedu)
− ソフトウェア技術者が夢中になる教育美学とは −
共催:熊本大学大学院教授システム学専攻

 ソフトウェア技術者協会(SEA)恒例の新春教育フォーラムを下記の要領で開催します。
 ソフトウェア技術者協会は、ソフトウェアの実務者あるいは研究者が、組織の壁を越えて、各自の実践技術や研究成果を自由に交流しあうための場として、1985年12月に設立されました。
 SEAの教育分科会(SIGEDU)は、ソフトウェア技術者教育を主なテーマと して、教育方法の実践技術と研究成果の移転に、長年取り組み続けています。
 教育学は授業研究による感覚的な気づきや振り返りへの関心が高く、インストラクショナルデザイン的な学術への転換が迫られています。一方、インストラクショナルデザインは、美学的視点で見直すことが注目されています。受講者が夢中になって効果が高まる教育芸の追求です。artという言葉は芸と技術の総称ですし、建築学は工学と美学との総体ですから、区別するのがおかしいぐらいです。
 本行事では、芸術を基調テーマとして、基調講演者及びパネリストに多彩な専門家が登壇されます。フロアを交えて新春にふさわしい新鮮な議論を展開しましょう。

                ( 開 催 要 領 )

1.開催日時
 2010年1月22日(金) 13:30〜17:00
  ※日程が1月29日から変更になっていますのでご注意ください。

2.開催場所   キャンパス・イノベーションセンター東京 5階リエゾンコーナー

〒108−0023 東京都港区芝浦3丁目3番6号
最寄駅: JR山手線・京浜東北線 田町駅 芝浦口(東口) 徒歩1分
      都営三田線・浅草線三田駅 徒歩5分 
http://www.isl.or.jp/campusinnovation.html

3.実施内容とスケジュール(敬省略)
13:00 開場・受付開始

13:30 開会挨拶・講師紹介 実行委員長 君島 浩(筑波大学)

13:40 ■ 基調講演「インストラクショナルデザインの美学」
       鈴木 克明(熊本大学大学院教授システム学専攻長 教授)

     鈴木先生は最近、パリッシュを中心とするIDの美学の提案を、
     積極的に日本に紹介してきました。

14:30 ■ パネリストポジションスピーチ(お一人20分) 司会者 君島浩

     ● 岸田 孝一(SRA先端技術研究所)
     「ソフトウェアと芸術」

     岸田孝一氏は、ソフトウェアの開発・研究のかたわら、詩作、絵画、
     迷路を創作してきました。ソフトウェア技術と芸術の関係を語ります。


     ● すがや みつる(漫画家、早稲田大学大学院人間科学研究科院修士課程)
     「漫画家のインストラクショナルデザイン修業」

     すがや氏は、「ゲームセンターあらし」「マンガでわかる小説入門」などの
     著者です。IDに関心を持ち、修士課程で研究しています。


     ● 平野 正喜(ランドッグオーグ)
     「ゲームプログラマ育成現場から見るイマドキの技術者教育」

     平野氏はソフトウェアの教育および著述に携わり、芸術への関心も高く、
     ゲームプログラマの育成について語ります。

15:40 ■ パネル討論「受講者が夢中になる教育美学とは」

   座長 鈴木 克明(熊本大学)

   パネリスト 岸田 孝一、すがや みつる、平野 正喜(五十音順)

16:50 ■ 終了挨拶 ソフトウェア技術者協会幹事 篠崎 直二郎(NECソフト)


実行委員長 君島 浩(筑波大学)