FLOSS

担当プログラム委員: 中野 秀男
ML: ss2009-floss

概略

今までソフトウェア・シンポジウムの中でFLOSSは独自の動きをしていましたが、 FLOSSといえどもソフトウェア開発であることでは同じなので、他のWGとのある程度の 連携はできないかとかねがね考えていました。何故、SSの中でFLOSSをするのかという意味づけです。

先日、PostgreSQLの石井達夫さんに大学で講演と質疑をやってもらった時に PostgreSQLはしっかりソフトウェア構築をしているがという話しがありました。 そこで、幾つかのFLOSSでの開発体制というか、具体的にはテストをどのようにしているのという テーマでどうかと考えています。開発体制だと広いですがどのように仕様の変更に対して、 または新規作成に対して開発体制をとっているか、また平行してテストをどうしているのかという点で やれないかと考えています。これもまた先日、1年間Googleに行っておられた先生から、 Googleではプログラムを書く以上にテストセットを用意するのが大変だと聞きました。 チェックも厳しいようです。オープンソース系のソースもそのままでは使っていないとも聞きました。

さきほどの石井達夫さんはWG参加は表明しておられます。OpenPNEの手嶋さんも初日の講演で 来札していただけ、WGも本人か開発担当が出てくれるそうです。両名のように実際に企業の中で FLOSS開発をなさっている方々をコアに、他のWGや講演テーマとも連帯し、具体的なFLOSS開発体制を 議論していければと思います。

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