技術者教育

(旧) エンジニアによるエンジニアリング教育について考える
担当プログラム委員: 小笠原 秀人
ML: ss2009-edu

概要

90年代始め、社内の事業場に行くと、エンジニアリング教育のポスターが貼られていた。 そのポスターには、講師である社内の第一線技術者の顔写真付きで、エンジニアリング教育の 概要が載っていた。その当時は、技術者から技術者への技術移転が意識的に、計画的に行われていたと思われる。

ここ数年、教育の開発や提供は専門組織が担当し、多くの教育が提供されている。 しかし、提供されている教育には重複は多く、内容の乏しいものも多い。 一方、開発部門においては、開発業務の忙しさから、組織成熟度を高める活善(改善活動、 教育コースの開発と実施など)に対する比重が下がり、適切な人材の配置ができていない場合も多い。

本ワーキングでは、まず最初に、各参加者からの発表をもとに、教育に関する最新の動向や問題意識、 解決のためのヒントを共有する(キーワードは以下参照)。 その後、組織におけるトレーニングプログラムの基本としてSW-CMMの「トレーニングプログラム」 (あるいは、CMMIの「組織トレーニング」)を理解する。そして最後に、効果的な技術者教育のあり方について検討する。

本ワーキングへ参加する方には、以下のようなキーワードを参考に、各自の問題意識や課題、 提案などのプレゼンテーションをお願いします。

キーワード

スキル標準、PBL(Project Based Learning)、産学連携、教育設計/開発、ID(Instructional Design)、 メンタリング、OJT、ワークアサインメント、知識継承、eラーニング、など教育やトレーニングに関する話題

ポジションペーパー

その他