以下の情報は予告なく変更される場合があります。最新情報は、  http://ss2005.jaist.ac.jp/ をご確認ください。 ------------------------------------------------------------------------              参加者募集         ソフトウェア・シンポジウム2005          http://www.sea.jp/Events/symposium/ss2005/          2005年6月8日(水)〜10日(金)        富山国際会議場 http://www.ticc.co.jp/          主催: ソフトウェア技術者協会             http://www.sea.jp/      協賛: 日本ソフトウェア科学会,情報処理学会,         電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会,         情報サービス産業協会,富山県情報産業協会,         富山県総合情報センター            後援: 富山県,富山市 ソフトウェア・シンポジウムは,ソフトウェア技術に関わるさまざまな人々 (技術者,研究者,教育者,企業人,学生,等々)が一同に集い,発表や議論 を通じて互いの経験や研究成果を共有することを目的に,毎年日本各地で開催 されてきました.1980年に始まったこのシンポジウムも,25回目(四半世紀) を迎えることとなります.今年は,「立山を仰ぐ特等席」富山市で開催します. 今回は「節目としての四半世紀」をテーマに,例年どおりの研究論文/経験論 文/事例報告の他に,ショートペーパーという投稿枠も設け,ソフトウェア技 術の未来を予見させるような論文や報告を集めました.未来を予見するとは, 過去の実績を踏まえた上で大胆な一歩を踏み出すことです.ダイナミックな 技術変化を積極的に捉え,参加者のみなさんと一緒に明日のソフトウェア技 術のイメージについて議論したいと考えています. シンポジウムの本会議は6月8日(水)から10日(金)までの3日間の開催です が,シンポジウム開催前日(7日)の午後には,併設チュートリアルとして 「テスト駆動開発」も行われます. さらに,次の2つのプレ・イベントも,6月6日(月)および7日(火)に開催が 予定されています.(詳細は,各主催者にご確認ください)    ソフトウェア信頼性ワークショップ (6月6日(月)〜7日(火))              ソフトウェア信頼性研究会(FORCE)主催    ソフトウェアプロセス改善ワークショップ(6月7日(火))              日本SPIコンソーシアム(JASPIC)主催 また,新進気鋭の若手研究者による会議初日の基調講演および2日目の招待講 演については,会場(大ホール)の座席に余裕があることから,シンポジウム 参加者以外の方々にも,公開セミナーのような形で,お聴きいただけるように しました.お仕事の都合などでシンポジウムへのフルタイムでの参加が難しい と考えておられる方々の聴講を歓迎します. プログラム委員他,関係者一同,将来のソフトウェア技術を考え,議論する 充実したシンポジウムを企画することが出来たと考えています.日々の仕事や 研究から一旦離れ,多くの仲間と共に新たな自分を見つけてみませんか? 会場でお待ちしてます. ■ 6月7日(火)  13:00-13:30   チュートリアル受付  13:30-17:00  【チュートリアル】(多目的会議室201・202) 司会:阪井 誠(SRA-KTL,EASE)   「テスト駆動開発入門〜バグがないプログラムのつくり方〜」    川端 光義(アジャイルウェア)   今注目を浴びているテスト駆動開発(TDD)は,開発の前にテスト   プログラムを用意することで品質を確保することが出来ます.また,   TDDはトヨタのかんばん方式にも例えられ,余分な実装を最小限に   抑えることで工数も短縮します.しかし,TDDはテストをプログラマ   任せにするため,経験の浅いプログラマでは返って品質を落としかね   ません.本チュートリアルでは,テストの品質を上げるための   ノウハウを提供するとともに,参加者のPCを用いた簡単なJava演習を   通じて導入時の注意点をアドバイスして頂きます.なるべくPCを   ご持参ください(定員30名:先着順).   ※受講者には教科書として以下の本をさしあげます.   川端 光義,倉貫 義人,兒玉 督司,   「バグがないプログラムのつくり方」,翔泳社,2004年 ■ 6月8日(水)  9:30-10:00   シンポジウム受付  10:00-10:05  【オープニング】(メインホール)   実行委員長挨拶 近藤 康二(ソニー)  10:05-11:35  【基調講演】(メインホール) 司会:藤枝 和宏(JAIST)   「ソフトウェア開発における協調作業支援の試み    − 分散型構成管理支援ツールPalantir を例として −」     Andre van der Hoek (University of California, Irvine)    講師紹介: オランダ生れ.コロラド大学でPhD を取得した気鋭の    ソフトウェア工学研究者.専門は構成管理,アーキテクチャ,プロ    ダクトライン.今回の基調講演では,Awareness Notification の    機能を付加した構成管理システム Palantir を例に分散開発環境に    おける協調支援の新しいアプローチについて述べる.    個人Web Page は: http://www.ics.uci.edu/~andre/  13:00-14:10  【セッション1A】「教育」(多目的会議室201・202) 司会:豊永 正人(日立ソフト)   XP(eXtreme Programming)を用いたナレッジデベロッパの育成 [経験論文(ショート)]    高野 一利,中村 竜也,山本 修一郎(NTTデータ)   社会人大学院におけるオープンソース論講義の試み [事例報告]    柳原 秀基,中野 秀男,前田 青也,矢吹 幸治(大阪市立大)   英語学習支援用音声教材切り出しシステムの開発 [研究論文]    山崎 康史,浦島 智,畑田 稔(富山県立大)  【セッション1B】「プロセス」(多目的会議室203・204) 司会:小池 太(日立)   SPI 活動の可視化 〜フィードバックを重視した計測プロセス構築の   全社的な取り組み〜 [経験論文]    田村 朱麗,新井本武士,小笠原 秀人(東芝)   PM支援活動 [経験論文]    松尾 育子,佐藤 倫子,上原 亜哉子,田中 一夫(日本フィッツ)  14:40-16:40  【セッション2A】(多目的会議室201・202)   「ソフトウェアアーキテクチャ」 司会:藤枝 和宏(JAIST)    P2P 技術を利用した大規模ストレージ・クラスタ・システム [研究論文(ショート)]     藤田 昭人,中野 秀男(大阪市立大)    アスペクト指向ADLの設計 [研究論文]     熊崎 敦司,後藤 修平, 野呂 昌満(南山大)    組込みシステムに特化したコンポーネント仕様の実装と評価 [研究論文]     山本 将也,高田 広章(名古屋大),大山 博司(オークマ)   「ポスター・ツール展示紹介」 司会:小池 太(日立)  【セッション2B】「形式仕様記述」(多目的会議室203・204) 司会:荒木 啓二郎(九州大)   携帯電話組み込み用 "モバイル FeliCa IC チップ" 開発における   形式仕様記述手法導入の効果と課題 [経験論文]    栗田 太郎,太田 豊一,中津川 泰正(フェリカネットワークス)   VDM++関数型回帰テスト支援ライブラリ [経験論文]    佐原 伸(日本フィッツ)   パネル討論「デザインワークショップ報告」    伊藤 昌夫(NIL),佐原 伸(日本フィッツ),野中 哲,他  17:00-18:00  【特別講演】(メインホール) 司会:新森 昭宏(INTEC Web and Genome Informatics)   「富山売薬と情報」     米原 寛(立山博物館 館長)    富山を語るキーワードとしては,売薬・北前船・立山信仰などがあ    るが、ソフトウェアとの関連を考えて,「富山売薬と情報」に的を    絞ってお話しいただく.実際,情報とその流通という視点は富山売    薬を語る上できわめて重要である.    立山博物館のホームページは:     http://www.pref.toyama.jp/branches/3043/home.htm ■ 6月9日(木)  9:30-11:30  【セッション3A】「開発支援ツール」(多目的会議室201・202) 司会:山本 晋一郎(愛知県立大)   ANSI C構文解析器のLALR(1)による簡潔な記述方法:フラグを   使わない型定義名の処理 [研究論文(ショート)]    津田 泰幸,権藤 克彦(東工大)   ソースプログラム書換え技術を用いた差分理解支援 [研究論文(ショート)]    吉田 敦(和歌山大学),林 久敬(京セラコミュニケーションシステム)   Eclipseプラグインによるテスト支援の適用事例 [事例報告]    小林 修(SRA),阪井 誠(SRA-KTL),畑中 優一(SRA)   ファイルの同時変更パターンと変更差分の分析による   論理的結合関係の自動抽出 [研究論文]    松村 知子(NAIST),横森 励士(大阪大),大杉 直樹(NAIST),    川口 真司,松下 誠(大阪大)   XMLを用いた統合開発環境の柔軟な拡張 [研究論文]    大森 隆行,山本 哲男,丸山 勝久(立命館大)  【セッション3B】「組み込み」(多目的会議室203-204)   研究発表:司会 冨山 宏之(名古屋大)    ハードウェア・ソフトウェア協調設計環境の開発 [研究論文]     亀井克比古,冨田常雄,森下貴弘,山田晃久,林正樹,鈴木郁子(シャープ)   パネル討論:司会 鈴木 郁子(シャープ)    「組み合わせ and/or 擦り合わせ」     大山 博司(オークマ),冨山宏之(名古屋大),西 康晴(電通大),二上貴夫(東陽テクニカ)  13:00-14:30  【招待講演】(メインホール) 司会:青木 淳(SRA-KTL)   「化学と情報とコンピュータをつなぐ境界領域ウォーキング」     佐藤 寛子(国立情報学研究所)    講師紹介: 専門は化学情報学,計算機化学.今回の講演では,化    学と情報学あるいはコンピュータ関連技術との境界領域において発    生するさまざまな問題点について,特にソフトウェア工学とのかか    わりを中心に考察する.    個人Web Page は:     http://research.nii.ac.jp/staff-list/members/SATOH,_Hiroko-j.html  15:00-16:40  【セッション4A】「情報システム」(多目的会議室201・202) 司会:中野 秀男(大阪市大)   地域活生化のための地図情報を利用した固有性創出システム [研究論文]    村瀬 敬子(高知女子大),満田 成紀,鯵坂恒夫(和歌山大)   民間サイトと連係可能な地域ポータルサイトの提案 [研究論文(ショート)]    満田 成紀(和歌山大),村瀬 敬子(高知女子大)   事実に基づき妥当性を高める戦略モデリングの適用 [研究論文(ショート)]    角谷 恭一,古久根 敦,水野 升裕,山本 修一郎(NTTデータ)   EPM:産学連携を考慮したソフトウェアアーキテクチャ [研究論文]    阪井 誠(SRA-KTL),岩村 聡(NTTソフトウェア),    小野 英治(日立公共システムエンジニアリング),    新海 平(日立システムアンドサービス),    松本 健一(NAIST),井上 克郎(大阪大),鳥居 宏次(NAIST)  【セッション4B】(多目的会議室203・204) 司会:権藤 克彦(東工大)   チュートリアル「プログラミング実演:より効果的なプログラミング教育を目指して」    冨永 和人(東京工科大)  17:10-18:50  【セッション5A】(多目的会議室201・202) 司会:蔵川 圭(NAIST)   パネル討論「メタ設計論による設計行為の理解」    伊藤 昌夫(NIL),落水 浩一郎(JAIST),    酒匂 寛(Designers' Den),佐原 伸(JFITS)  【セッション5B】(多目的会議室203・204) 司会:臼井 義比古(環境システム研究所)   パネル討論「思考力を持ったソフトウエア技術者の育成を考える」    青木 淳(SRA-KTL), 佐藤 寛子(国立情報学研究所),    菅原 耕一(富士フイルムソフトウエア),冨永 和人(東京工科大学)  19:00-19:30 【BOFの参加者集めの為のひととき】(多目的会議室203・204) 担当:臼井 義比古(環境システム研究所)   BOFはBirds Of a Feather(同じ羽の鳥つまり同種)の略で,ある問題に関心   をもって集まって,インフォーマルに意見を交換する場のことです.今回   は,例年個別に開催されているBOFの開催情報を公開すること(申込があった   もののみ)で各BOFに新たな顔を取り込む手伝いをするなど,BOFをより活性   化させようと企画しています.    どのようなBOFが既に企画され参加者を募集しているか,BOFの開催希望   者で情報を公開したい方はどうすればよいか,BOFを希望される方へのアド   バイスや会場選びなどの方法は http://www.sea.jp/Events/symposium/ss2005/ をご参照   ください. ■ 6月10日(金)  9:30-11:30  【クロージングパネル】(多目的会議室201・202) 司会:新谷 勝利(SEC)   「これからのソフトウェア開発者に期待すること!」      −熱き思いを、経営者から、開発企画担当から、ソフトウェア・       エンジニアリングの先達から−    最首 英裕(イーシー・ワン),宇野 裕史(シャープ),    岸田 孝一(SRA-KTL),鶴保 征城(SEC)  【クロージング】(多目的会議室201・202)    司会:菅原 耕一(富士フイルムソフトウエア),藤枝 和宏(JAIST) ■ ポスター・ツール展示(会議室205)  6月8日と9日の両日ポスター・ツール展示コーナーを開設します. ■ シンポジウムスタッフ  実行委員長   近藤 康ニ(ソニー)  実行副委員長   田中 一夫(JFITS)  プログラム委員長   菅原 耕一(富士フイルムソフトウエア),藤枝 和宏(JAIST)  プログラム副委員長   鈴木 郁子(シャープ),東田 雅宏(PFU),小池 太(日立),    臼井 義比古(環境システム研究所)  プログラム委員   荒木 啓二郎(九州大),飯田 周作(専修大),伊藤 昌夫(NIL),   今泉 貴史(千葉大),小笠原 秀人(東芝),落水 浩一郎(JAIST),   川井 奈央(IPA),菊池 豊(高知工科大),蔵川 圭(NAIST),   権藤 克彦(東工大),阪井 誠(SRA-KTL,EASE),   酒匂 寛(Designers' Den),佐原 伸(JFITS),新谷 勝利(SEC),   鈴木 裕信(鈴木裕信事務所),高井 正三(富山大),   冨永 和人(東京工科大),冨山 宏之(名古屋大),   豊永 正人(日立ソフト),中野 秀男(大阪市大),   西 康晴(電通大),野呂 昌満(南山大),畑田 稔(富山県立大),   林 香(SRA),藤野 晃延(In Arcadia),   二上 貴夫(東陽テクニカ),古木 良子(オープンテクノロジーズ),   堀田 文明(JAIST),松下 誠(阪大),松田 充弘(日立国際電気),   水野 修(阪大),山本 晋一郎(愛知県立大),鷲崎 弘宜(NII)  ローカルアレンジメント   新森 昭宏(INTEC Web and Genome Informatics)  事務局   岸田 孝一(SRA-KTL),中島 千代子(SEA) ■ 問合せ先  ss2005-inq ■ 参加申込要領 【シンポジウム参加費】  SEA ・協賛団体会員      30,000円  SEA シルバー会員       20,000円  一般             40,000円  学生             10,000円  ※一般の方で論文発表者(および共著者)は会員価格が適用されます. 【併設チュートリアル受講料】  4,000円(教科書代含む)  ※ シンポジウムに参加される方は無料で受講できます.  ただしシンポジウム参加申込みと同時に必ず受講希望の有無を申し出て  ください.  なお,このチュートリアルの定員は30人ですので,申し込みが定員に達した  あとは,その後申し込まれた方に「残念ながら満員になりました」というお断り  のメイルを Reply します.あしからずご了承ください. 【申し込み方法】  下の申込書に必要事項を記入し,ss2005-apply まで E-mail で  お送りください.  請求書を郵送する都合上,住所は町名番地までお書きください.参加証は  特に作りません.受付と同時に,受付番号 をお知らせする確認 mail を返信  しますので,当日そのコピーを会場受付でご提示ください.  締切りは 2005年5月30日(月)です. -------------------- 8< ---------------- 8< ----------------------- 【申込書】 ソフトウェア・シンポジウム2005参加申込書 Mailto:ss2005-apply 申込日:2005年  月  日 氏名: ふりがな: 種別: □ SEA 会員     (No.      ) □ SEA シルバー会員 (No.      ) □ 協賛団体(           )会員番号(         ) 所属団体名と会員番号を明記下さい □ 一般 □ 一般(論文発表者および共著者) □ 学生 参加形態 □ シンポジウム(6/8-10) □ チュートリアル(6/7) …定員30名:先着順 金額________円 会社(学校)名: 部門&役職: 住所(請求書を郵送する都合上,町名番地までお書きください) 〒   - TEL(内線): FAX: E-MAIL: -------------------- 8< ---------------- 8< ----------------------- 【基調講演および招待講演だけの聴講について】  会議第1日午前(10:00-11:30)の Andre van der Hoek 先生による基調講演  および第2日午後(13:00-14:30)の佐藤寛子先生による招待講演を,シンポ  ジウム参加者以外の方々に一般公開します.聴講料は下記の通りです. -------------------------------------------------   どちらか一方 2,000円 両方 3,000円 学生 1,000円(両方の講演が聴けます) -------------------------------------------------  会場はいずれも国際会議場3階ホールです.事前の申込みは必要ありません.  当日直接会場受付へお越しください.