ソ フ ト ウ ェ ア ・ シ ン ポ ジ ウ ム 2004参加者募集
(http://www.sea.jp/Events/symposium/ss2004)
2004年 6月 22日(火)-24日(木)
於:岡山コンベンションホール (岡山市:岡山駅西口から徒歩5分)
http://www.mamakari.net/index.html
主催:ソフトウェア技術者協会 (SEA, http://www.sea.jp/)
協賛:日本ソフトウェア科学会,情報処理学会,情報サービス産業協会,電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究専門委員会,SEO(システムエンジニアリング岡山)
(予定を含む)
ソフトウェア・シンポジウムは今年で24回目を迎えました.振り返れば,20世紀から21世紀にわたり,ソフトウェア技術に関する多面的な経験や成果をさまざまな場で活躍している技術者や研究者,管理者などが一堂に会し議論・交流してきました.今回は,瀬戸大橋のある岡山県を会場として,これまでの成果を踏まえ,さらに一歩踏み出す議論の場としたいと思います.
本年のソフトウェア・シンポジウムは,現状の展望や討論を行うテーマセッションと,論文や事例報告の発表セッションから構成されています.
テーマセッションでは,過去・現在・未来の製品をつなぐモデリングとしてプロダクトラインについて,第一人者のKang先生にご講演いただきます.組込みソフトウェアのセッションでは,「柔らかいハードウェア」と題して,ソフトウェアとハードウェアの境界に足を踏み入れシステムエンジニアの明日の姿を探ります.本シンポジウムでは,過去,他に先駆けて種々のソフトウェア開発技術を取り上げてきました.これを開発現場にうまく橋渡しするには何が重要かを,最終日のクロージングパネルでは議論します.
論文発表・事例報告セッションでは,最新の研究成果と開発事例に関して厳しい審査の結果採録された26編の論文・事例報告の発表を予定しています.特に,本年度からは,新しい試みとして学生セッションを設けました.ここでは,採録された7編の論文の発表のみならず,次代を担う若者と先達との架け橋(議論)を企画しております.
シンポジウムの前日には併設チュートリアルを企画しています.
ソフトウェア上流に焦点をあてて,酒匂寛さんには要求分析と設計を,東京大学の玉井哲雄先生には並行システムのモデル化と分析を解説して戴く予定です.
ふるってご参加下さい.
【シンポジウムスタッフ】
《実行委員長》大西 荘一(岡山理科大) 《実行委員》田中一夫 (JFITS)
《プログラム委員長》飯田周作 (専修大),鈴木郁子 (シャープ)
《プログラム委員》石川雅彦(SRA),伊藤英毅(日本ユニシス),岩見好博(オリンパス),岡野浩三(大阪大),落水浩一郎(JAIST),香山瑞穂(専修大),菊池豊(高知工科大),熊谷章(TELST),蔵川圭(NAIST),阪井誠(SRA-KTL),酒匂寛(Designers'
Den),佐原伸(JFITS),菅原耕一(富士写真フイルム),鈴木裕信(鈴木裕信事務所),高木徳生(オムロン),田口研治(Bradford大),田村恭久(上智大),十九川博幸(日立システム&サービス),冨山宏之(名古屋大),中来田秀樹(Next-F),中谷多哉子(エス・ラグーン),中野秀男(大阪市大),南角茂樹(三菱電機),西康晴(電通大),東田雅宏(PFU),藤枝和宏(JAIST),二上貴夫(東陽テクニカ),水野修(大阪大),劉少英(法政大),和田喜久男(NECアクセステクニカ),和田典子(ソニー)
《事務局》岸田孝一(SRA-KTL)
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** ソフトウェア・シンポジウム2004 プログラム
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******** 6月21日(月) ********
13:00-13:30 チュートリアル受付
13:30-17:00
【チュートリアル1】(会議室C)
司会:鈴木 郁子(シャープ)
「課題・仕様・設計」
酒匂寛(Designers' Den)
※受講者には教科書として以下の本をさしあげます.
酒匂寛著「課題・仕様・設計」,インプレスネットビジネスカンパニー,(2003)
【チュートリアル2】(クリエイティブルーム)
司会:飯田 周作(専修大)
「並行システムのモデル化と分析 -- ツールLTSAを用いて」
玉井哲雄(東京大学)
******** 6月22日(火) ********
8:30- 9:00 シンポジウム受付
9:05-10:05----------------------------
オープニング(イベントホール1)
キーノート(イベントホール1)
司会:飯田 周作(専修大学)
「ユビキタス時代のソフトウェア技術者」
山本修一郎(NTTデータ)
10:20-11:50-----------------------------
【セッション1A】(イベントホール1)「組込みソフトウェア-柔らかいハードウェア」
司会:冨山 宏之(名古屋大)
「柔らかいハードウェアをめぐる動向」(招待講演)
武内良典(阪大)
「柔らかいプロセッサ」(招待講演)
高野裕之(東芝)
【セッション1B】(イベントホール2)「セキュリティ」
司会:中野 秀男(大阪市大)
インターネット早期広域攻撃警戒システムWCLSCAN」(事例報告)
鈴木裕信(鈴木裕信事務所),石黒正揮・村瀬一郎(三菱総合研究所),大野浩之(情報通信研究機構)
P2P技術の問題: WinMX, Winny等(招待事例報告)
松本直人(NETARC)
パネルディスカッション
パネラー:鈴木裕信(鈴木裕信事務所),松本直人(NETARC),他
13:00-14:30-----------------------------
【セッション2A】(イベントホール1)「プロダクトライン」
司会:荒木 啓二郎(九州大)
特別招待講演「プロダクトラインソフトウェア工学の動向」
Prof. Kyo chul KANG (POSTECH, Korea)
逐次通訳有り
【セッション2B】(イベントホール2)「教育支援」
司会:二上貴夫(東陽テクニカ)
パネルディスカッション「組込みソフトウェア技術の教育を考える」
パネラー:小林 靖英(永和システムマネージメント),西 康晴(電通大),渡辺登(沖通信システム)
14:45-16:30-----------------------------
【セッション3A】(イベントホール1)「学生セッション1」
司会:西 康晴(電通大)
スライド連携型遠隔/VOD講義支援ツールについて(学生論文)
和田和子(大阪市立大),中野秀男(大阪市立大)
Web閲覧者の視線情報とWebユーザビリティの相関関係(学生論文)
栗山進・中道上(NAIST),阪井誠(SRA-KTL),島和之・松本健一(NAIST)
μITRONアプリケーションのLinuxへの移植(学生論文)
野田厚志(九州大),山崎進・松本充広(福岡県産業・科学技術振興財団),中西恒夫・北須賀輝明・福田晃(九州大)
ミニ討論:
【セッション3B】(イベントホール2)「学生セッション2」
司会:蔵川圭(NAIST)
ファイル所有者のユーザ権限で動作する HTTP サーバの実現と評価(学生論文)
原大輔(電通大),兵頭和樹(電通大),中山泰一(電通大)
関数型言語とモデル検査を用いたVDMによる仕様記述の振る舞いの検証(学生論文)
平地智(九州大),日下部茂(九州大),荒木啓二郎(九州大)
関数型プログラミング言語向けの形式検証支援及び開発支援システムの提案(学生論文)
才村徹也(大阪大),岡野浩三(大阪大),谷口健一(大阪大)
DWARF2-XMLを用いたクロスリファレンサの設計と実現(学生論文)
鈴木朝也・権藤克彦・川島勇人(JAIST)
16:45-17:45-----------------------------
【特別講演】(イベントホール1)
司会:大西 荘一(岡山理科大)
「造山古墳から鬼ノ城へ−古代の吉備と朝鮮半島−」
(参考) http://alpha.c.oka-pu.ac.jp/kinojo/
講師:亀田修一(岡山理科大)
18:00-19:30-----------------------------
【懇親会】(ガレリア)
萩原岡山市長のご挨拶
******** 6月23日(水) ********
8:30- 9:00 シンポジウム受付(1日券の方のみ)
9:00-10:05-----------------------------
【セッション4A】(イベントホール1)「最適化」
司会:南角 茂樹(三菱電機)
キャッシュフラッシュの最悪タイミングの探索手法(研究論文)
宮本寛史(名古屋大),飯山真一(豊橋技大),冨山宏之・高田広章(名古屋大),中島浩(豊橋技大)
到達定義を利用する Java 向け論理ベース束縛時解析(研究論文)
山崎進(福岡県産業・科学技術振興財団),神戸隆行(フリーランス),松本充広(福岡県産業・科学技術振興財団),中西恒夫・北須賀輝明・福田晃(九州大)
【セッション4B】(イベントホール2)「設計・モデル」
司会:佐原 伸(JFITS)
ソフトウェア科学知マネジメントへのオントロジー工学的アプローチ(研究論文)
池田満・落水浩一郎・林雄介・長谷川忍(JAIST)
設計における一般概念操作とソフトウェア開発の性質(研究論文)
蔵川圭(NAIST)
10:20-11:50-----------------------------
【セッション5A】(イベントホール1)「プロセス」
司会:高木 徳生(オムロン)
パネルディスカッション「エンピリカルソフトウェア工学とプロセス改善」
パネラー:松本健一(NAIST),田中一夫(JFITS),端山毅(NTTデータ)(予定),阪井誠(SRA-KTL)
【セッション5B】(イベントホール2)「設計・モデル」
司会:落水 浩一郎(JAIST)
討論「メタ設計論による設計行為の改善」
レスポンダー:酒匂寛(Designers' Den),佐原 伸(JFITS),池田満(JAIST),蔵川圭(NAIST)
13:00-15:10-----------------------------
【セッション6A】(イベントホール1)「プロセス」
司会:依頼中
EPM:導入の容易な開発データ自動収集・分析支援システム-お手軽にリアルタイムの生データ-(研究論文)
阪井誠(SRA-KTL),大平雅雄(NAIST),横森励士(大阪大),松本健一(NAIST),井上克郎(大阪大)
効果的なXPの導入を目的としたプラクティス間の相互作用の分析
川端光義(アジャイルウェア),阪井誠(SRA-KTL),小林修(SRA)
ベイズ識別器を用いたプロジェクト混乱予測システムの開発(経験論文)
安部誠也・水野修・菊野亨(大阪大)
XMLを用いた文書管理システムのプロセス改善活動への適用事例(事例報告)
杉本征剛(富士写真フイルム)
【セッション6B】(イベントホール2)「教育支援」
司会:香山 瑞穂(専修大)
教授者に対して学習状態分析支援機能を提供する学習管理システムに関する研究(研究論文)
上條隆・長谷川忍・落水浩一郎(JAIST)
LEGO Mindstormsロボット制御を使ったプログラミング教育の実践と成果 -小中高校生から企業エンジニアまでの教育体系づくりを目指して-(経験論文)
小林靖英(永和システムマネジメント),山本利一(埼玉大),黒島浩司(石川県立工業高等学校),山崎知恵・軽部禎文・柏崎暁子(永和システムマネジメント)
SESSAMEによる組込みソフトウェア初級実習教材の開発と運用事例(経験論文)
森 孝夫(SESSAME)
組込みソフトウェア管理者・技術者スキル標準の作成(経験論文)
渡辺登(沖通信システム)
15:25-17:00-----------------------------
【セッション7A】(イベントホール1)「形式手法」
司会:岡野 浩三(大阪大)
VDM++基本ライブラリの作成(経験論文)
佐原伸(JFITS)
事務処理用VDM++フレームワークの作成(研究論文)
佐原伸(JFITS)
形式手法に基づく組み込みシステム開発事例(事例報告)
荒木啓二郎・藤井亮太・田端一也・日下部茂(九州大)
【セッション7B】(イベントホール2)「ネットワーク・オープンソース」
司会:菊池 豊(高知工科大)
オープンソース環境でのアプリケーションメンテナンスについて(経験論文)
方学芬(SRA-KTL)
iHORB利用の携帯電話手話チャットの開発(事例報告)
川村朋之(岡山理科大),宮本弘之(シックス),上嶌徹(岡山理科大),西本圭佑(アイトレック),大西荘一(岡山理科大)
知識共創のためのダイナミックコミュニティ:理論・アーキテクチャ・応用(研究論文)
葉雲文(Colorado大),山本恭裕(東京大),岸田孝一(SRA-KTL)
******** 6月24日(木) ********
9:00-11:30
クロージングパネル(イベントホール1)
司会:新谷勝利
パネル「プロセスは、製品開発にどのような貢献をするか? -プロセスと技術移転の導入の体験からの発議-」
パネラー:近藤康二(ソニー),荒木啓二郎(九州大),二上貴夫(東陽テクニカ),今関剛(豆蔵)
11:45-12:00
クロージング(イベントホール1)
******** ポスターセッション ********
イベントホール前において,6月22日と23日の両日ポスターセッションも開催します。
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** 参加申込要領
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【シンポジウム参加費】
6/22-6/24 6/22 6/23 6/24
SEA・協賛団体会員 30,000円 12,000円 12,000円 6,000円
SEAシルバー会員 20,000円 - - -
一般 50,000円 20,000円 20,000円 10,000円
学生 10,000円 - - -
【併設チュートリアル受講料】
T1:4,000円(教科書代含む),T2:2,000円
※ シンポジウムに3日間フルに参加される方は無料で受講できます.
ただしシンポジウム参加申込みと同時に必ず受講希望の有無を申し出てください.
【申し込み方法】
下の申込書に必要事項を記入し,E-mail で,SEA事務局までお送りください.住所欄は郵便番号だけでなく,町名番地までお書きください.折り返し参加証および請求書をお送りします.締切りは2004年6月14日(月)です.
【申し込み先】
〒160-0004 東京都新宿区四谷3-12 丸正ビル5F ソフトウェア技術者協会
E-Mail: sea @ sea . or . jp
【申込書】
ソフトウェア・シンポジウム2004参加申込書
Mail_to: sea @ sea . or . jp
申込日:2004年 月
日
氏名:
ふりがな:
種別:
□ SEA 会員 (No. )
□ SEA シルバー会員 (No. )
□ 協賛団体( )会員番号( )
所属団体名と会員番号を明記下さい
□一般
□ 学生
参加形態
□ シンポジウム3日間(6/22-24)
□ シンポジウム1日券 …参加希望日にチェック(複数可)
□6月22日 □6月23日 □6月24日
□ チュートリアル (6/21(月)) … 受講を希望される方はT1, T2 いずれかにチェック
□ T1:「課題・設計・仕様」
□
T2:「並行システムのモデル化と分析 -- ツールLTSAを用いて」
金額
□
________円
会社(学校)名:
部門&役職:
住所(参加証を送付しますので,必ずご記入ください)
〒 -
TEL(内線):
FAX:
E-MAIL: