更新日: Wed Apr 11 15:50:00 JST 2001


最近の質問から

2001年2月28日 論文応募締切

SS2001の論文募集は締め切りました。来年のソフトウェアシンポジウムをお楽しみに。。。

一般参加大歓迎: (あたりまえですが)広く一般・企業・学校・官公庁などから論文を受付けています。 ふるってご参加ください。

ソフトウェアシンポジウム2001参加者募集

SEA ソフトウェアシンポジウムの歴史

SEAは、広く一般・企業・学校・官公庁などのソフトウェア技術者のための開かれた情報交換と討論の場を提供しています。

ソフトウェア技術者協会(SEA)


ソフトウェア・シンポジウム2001

2001年6月13日(水)〜15日(金)

於:高知県高知市 高知会館

主 催: ソフトウェア技術者協会(SEA)

協 賛 (予定): 日本ソフトウェア科学会,情報処理学会,情報サービス産業協会

電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究専門委員会

ソフトウェア・シンポジウムは,一線の技術者が中心となって実際的な経験や課題を持ち寄り,議論を重ね,ソフトウェア技術に対する理解を深めることを目的としています.具体的な事例の比較検討,特定の問題意識を共有する小グループでの集中討議,異なる組織に属する技術者間の交流など,研究発表中心のシンポジウムには見られない特色をもつイベントです.

また,黙っていても情報が集まり輻輳する東京を離れ,日本の各地域での的確な情報の伝達と吸収を実践してきました.地域社会の重要性が増す今日,本シンポジウムのこの方向性はますます支持されるべきものと考えられます.第21回を数える今回は,南国土佐(高知)にその議論の場を構えます.

Y2K騒動もほとんど空騒ぎのうちに過ぎさり,新しい世紀の入り口まであと半年足らずの時間を残すだけになりましたが,20世紀科学の申し子ともいうべきソフトウェア技術は,未解決の問題を数多くの抱えたまま世紀末を迎えようとしています.

そうした技術的課題をシンポジウム参加者全員でこれまで以上に活発に議論していただけるよう,今回からシンポジウムの運営スタイルを一新いたします.いくつかの特定テーマを取り上げ,テーマごとに基調講演・論文発表・パネル討論を組み合わせたミニフォーラム形式のセッション群でプログラムを構成する計画です.これにより,論文にはなりにくい技術者の生の声,技術の最新動向など最新の情報と実践状況を,その分野の第一人者による将来展望と合わせて,総合的に取り上げていきます.

裏面の応募要領をご一読の上,奮ってご応募下さい.


【シンポジウムスタッフ】

ソフトウェア・シンポジウム2001実行委員会

委員長 楠瀬昌彦(フリー,元高知大学),熊谷章( PFU

委員: 菊地時夫(高知大),菊池豊(高知工科大),岸田孝一(SRA),杉田義明(SRA中国),高橋光裕(電中研),中野秀男(大阪市大)

ソフトウェア・シンポジウム2001プログラム委員会

委員長: 塩谷和範(SRA),松本健一(奈良先端大)

委員:伊藤昌夫(ニルソフトウェア),高橋光裕(電力中研),和田喜久男(NEC静岡),林香(SRA),中野秀男(大阪市立大学),野呂昌満(南山大学),山崎利治(フリー)(以上 セッション責任者)
荒木啓二郎(九州大学),石川佳治(筑波大),石川雅彦(SRA),菊地豊(高知工科大),佐原伸(日本フィッツ),新森昭宏(インテック W&G インフォマティクス),染谷誠(日本ユニシス),高田広章(豊橋技科大),畑田稔(富山県立大),藤野晃延(インアルカディア),森下敦司(豆蔵)

ソフトウェア・シンポジウム運営委員会

委員: 伊藤昌夫(ニルソフトウェア),岸田孝一(SRA),熊谷章(PFU),塩谷和範(SRA),新森昭宏(インテック W&G インフォマティクス),中野秀男(大阪市大),野呂昌満(南山大),松本健一(奈良先端大)

ソフトウェア・シンポジウム事務局

事務局長: 岸田孝一(SRA)



報告/論文/ポジションペーパー応募要領

(運営スタイルと同様に応募要領も従来と異なります.ご注意下さい.)


セッションテーマ一覧

テーマ名

概  要

募集する
原稿カテゴリ

責任者

これからのシステム開発

Web システムと XML に関する報告と論文を募集します.議論のポイントは次の通りです.

  • Web システムの設計・開発では,どのような点に着眼したらよいか.設計結果はどのように表現するのが良いか.性能予測はどのように行うか.効率性の課題はどう解決すべきか.
  • XML は, Web システム開発にどのようなインパクトをもたらすか/もたらしているか. XML を用いたソフトウェア開発の可能性として何があるか.
  • Web や XML を用いた新しいシステム(新しい利用形態や応用形式を提案するシステム).

報告

経験論文

研究論文

伊藤昌夫
(ニルソフトウェア)

プロセス改善

プロセス改善は,出来合いのメニューを丸呑みしたり,他社の成功例を表面的に模倣したりするだけでは成功しません.とはいえ,改善を達成するまでの道のりでは,どの組織でも似たような問題に直面し,同じような試行錯誤をしています.本セッションでは,技術者の方々が具体的な事例を持ち寄って知識や経験を共有しあう場をめざし,ソフトウェアプロセス,または,ハードも含めたシステムプロセスについて,プロセスの評価と改善のいずれか,または両方に関して,実務での具体的なご経験に関する事例報告と経験論文を募集します.

報告

経験論文

高橋光裕
(電力中研)

組込制御システム開発における現状と展望

ソフトウェア開発の様々な分野の専門家達と,組込制御システムの技術者達との間の議論を通して,組込制御という特定のドメインに対する,各専門分野の知見の適用可能性を探りたいと思います.例えば,「プロセス改善」,「オブジェクト指向手法」,「オープンソース」,「フォーマルメソッド」等の開発パラダイムは組み込み制御システムの開発にどの程度適用可能であり,開発をどのように支援するのでしょうか.組込制御システムの開発とそれらパラダイムの関わりについての事例報告,経験論文,ポジションペーパーを募集します.

報告

経験論文

ポジションペーパー

和田喜久男
NEC静岡)

オープンソース

「オープンソースソース・ソフトウェアは本当に生き残れるのか?」という点で議論を行います.有償プロダクトを駆逐するのか,共存か?本当にビジネスになるのか? ビジネスにはならなくとも存続する方法はあるのか?ビジネスになどしないほうが存続できるのでは?等について,経験,実績に基づく意見を,ポジションペーパーにまとめて応募下さい.

ポジションペーパー

林香

SRA

ネットワークセキュリティ

ネットワークやコンピュータのセキュリティに関する報告や論文を募集します.セキュリティに関するツールの開発や組織での事例報告などを募集しますが,事例などは文書にするとまずい部分もあると思われるので,このセッションの最後に講演者や担当のプログラム委員も交えたミニパネルも予定しています.文書に残せないものは,このパネルでこっそり話して下さい.

報告

経験論文

研究論文

中野秀男
(大阪市立大学)

パターン

ソフトウェア工学においては比較的新しい概念である,“パターン”を知ることを目的に,“ソフトウェア工学におけるパターンの有効性”と言う主題でパネル討論行いたいと思います.一般から,パネリストを募集し,活発な議論を展開したいと思います.パネリストとして討論に参加されたい場合は,上記主題について御意見をまとめたポジションペーパーを提出下さい.

ポジションペーパー

野呂昌満
(南山大学)

形式的方法

仕様を書き正しさが議論できるソフトウェアを作成するための形式的方法はまだ十分普及定着しているとはいえません.しかし,日本でも着々実施され成果もみられるようになってきました.いま実務での利用状況を知り実施経験を話し合うことはその普及と有効利用にきっと役立つでしょう.この意味で形式的方法の利用体験報告を募集します.

報告

経験論文

山崎利治
(フリー)

原稿カテゴリ一覧

カテゴリ名

概 要

形式,分量

報告

ソフトウェア技術の現状や問題点に関する報告

要旨A4判1ページ+OHPスライド1020

経験論文

既存技術の適用経験,得られた知見を述べた論文

A468ページ.冒頭部に必ず要旨を記述して下さい.その他の書式は自由です.

研究論文

新しい理論や技術の提案,それらの評価に関する論文

ポジションペーパー

ソフトウェア技術に対する見解

A4判1ページ


原稿送付先 630-0101 奈良県生駒市高山町 8916-5

奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科  松本 健一
TEL: 0743-72-5311, E-mail: ss2001submit

応募締切  2001年2月28日(水)

ご応募ありがとうございました。高知でお会いしましょう。
これでSS2001の論文募集は締め切りました。 来年のソフトウェアシンポジウムをお楽しみに。。。

応募に関する問い合わせ先

松本 健一(まつもと けんいち) E-mail: matumoto@is.aist-nara.ac.jp

塩谷 和範(しおや かずのり) E-mail: shioya@sra.co.jp

ソフトウェア・シンポジウムに対するご意見ご提案がありましたら ss-request@sea.or.jpまでお寄せ下さい.