更新日: Fri, 11 Jan 2002 19:31:00 +0900 (JST)


--------------------------------------------------------------------------- SEA特別ワークショップ − UML を徹底的に分析・評価する − ***** 参加者募集 ***** --------------------------------------------------------------------------- 主催: ソフトウェア技術者協会 (SEA) いまや UML (Unified Modeling Language) はオブジェクト指向とコンポーネント 指向の共通言語として定着した観があります. コンピュータ科学,ソフトウェアエ ンジニアリング,ドメインエンジニアリング,アプリケーション開発などソフトウ ェアが使用されているあらゆる分野でホットトピックとして扱われています. 一方,全世界的なレベルで普及しているUML に対してクールな批評的態度も見受 けられます.代表的なものは,プロフェッショナルを自認するオブジェクト指向プ ログラミング言語を駆使するプログラマです.彼らは,UML 抜きでここ二十数年ほ ど多くのシステムを作り上げて来ました.UML が彼らの活動に対して貢献できるこ とはほとんどない,というのが彼らの主張です. しかし,新しい動きもあります.従来,システムLSI や組込みシステムでは,旧 来のソフトウェアはあまり注目されませんでしたが,開発対象システムの高機能化 によって,ソフトウェアがシステム開発のキーポイントになり始めました.このた め,ソフトウェア開発の新しい方法とツールが必要だという認識からUML を一つの 解として採用しています. 当然,従来のシステム開発方法の表現技術としてUML が脚光を浴びていることも 事実です.1970年代に多くのメインフレームメーカが提供したシステム開発方 法論とツール群はいまやその使命を終え,UML を含んだ新しい方法論に置き換えら れつつあります. このUML普及に拍車をかけているのが分散コンピューティングとXML技術です.イ ンターネットを介した分散コンピューティングは,Web Information System やWeb Engineering として,CORBA の普及と共に社会システムの基盤技術になりました. また,SGML から始まった文書をコンピュータライズする動きは,HTML とXML に至 っています.これらの技術は,IT と呼ばれ社会のIT 革命のキー技術とみなされ, ナレッジマネージメントの必要条件として評価されています. 今回の特別ワークショップは,上述の背景の下に「UML を徹底的に分析評価」し, UML 技術の本質とその効用を実践レベルで明らかにしたいと考えています. *** ワークショップの狙い *** UML が何者で,どこから来て,どこへ行こうとしているかを下記の観点から理解 できる. コンピュータサイエンス: プログラミング言語 モデル フォーマルメソッド ソフトウェアエンジニアリング: モデル 開発方法論 ツール プロセス *** ワークショップの効果 *** 下記のような観点から,UML を総合的に理解し,仕事に有効に使用できるように なる. UMLとはなにか 種々の方法論とUML の関係 どのような分野にどのように使えば有効か システム開発のライフサイクル上でのUML が果たす役割 UMLの過大評価と過小評価 UMLに欠けているもの(機能,表現,考え方など) ************************************************************ *** SEA 特別ワークショップ [UML徹底分析・評価] 開催要領 *** ************************************************************ 1. 日 程: 2002年 2月 7日(木)〜 8日(金) 2. 会 場: 労働スクエア東京 601会議室 (中央区新富1-13-14) http://www.tokyo-kfk.or.jp/unei/worker_3.htm 地下鉄日比谷線・JR京葉線 八丁堀駅 A3出口 徒歩1分 地下鉄有楽町線 新富町駅 A4出口 徒歩5分 都営浅草線 宝町駅 A1出口 徒歩7分 3. プログラム (予定) ----------------------------------------------------------------------- 2月 7日(木) 9:30〜9:40 Opening 9:40〜11:10 UML解説 by 羽生田栄一 (豆蔵) UML 技術のキモ,ミソを分かり易く解説する 11:10〜12:10 モデルとUML by 玉井哲雄 (東京大学) コンピュータサイエンスとソフトウェアエンジニアリング の視点からモデルとUML の関係を論じる 12:10〜13:10 Lunch Break 13:10〜13:40 UML の大学教育 by 中谷多哉子 (Slagoon) 何をどのように教えているか,その狙いと効果 13:40〜14:10 UML の実践教育 by 桜井麻里 (TIPS) 何をどのように教えているか,その狙いと効果 14:10〜15:10 プログラマからみたUML by 東田雅宏 (PFU) 15:30〜17:30 パネル討論 「UML の意義と将来性」by 上記発表者全員 18:00〜22:30 BOF 「UMLとどうかかわるべきか」についての徹底討論 2月 8日(金) 10:00〜12:00 事例研究 伊藤友里恵 (OMG Japan) ;日本における普及の実態 TBD (???) :企業におけるUML 利用の意義 (交渉中) 石橋民男 (JFITS) :UML を用いたシステム開発事例 渡辺政彦 (eUML) :組込み用にアレンジしたeUML の狙い 12:00〜13:00 Lunch Break 13:00〜13:30 開発ツール/プロセスとUML by 伊藤昌夫 (Nil Software) ツール開発者としての実践的視点からの議論 13:30〜14:00 システム分析設計とUML by 酒匂寛 (Designner's DEN) システムアナリストの視点からの分析と評価 14:00〜16:30 全体討論 「UML 有効活用のために今後我々はなにをなすべきか」 ----------------------------------------------------------------------- 4. 参加費: SEA 会員 2万円,賛助会員 3万円,一般 4万円 会場にて現金でお支払い下さい.領収書を差し上げます.申込受付後の キャンセルは原則としてお断りします. 5. 定員: 70名 (先着順で満員になり次第締め切ります) 6. 申し込み方法: 参加申込票に必要事項を記入して所定のアドレスまで e-mail で申込み下さい.折り返し会場地図などを e-mail で返信します. 申込み宛先:sea@sea.or.jp ..................................................................... SEA 特別ワークショップ[UML徹底分析・評価] (Feb.7-8, 2002) 参加申込票 ***** 申し込み宛先アドレス: sea@sea.or.jp ***** 氏名(ふりがな): ( ) 会社名: 部門・役職: 住所: (〒 ) Tel: Fax: E-Mail: 種別(該当欄にチェック): □ 正会員(No. ) □ 賛助会員(No. ) □ 一般 参加費:________________ 円 *** 住所は郵便番号だけでなく,かならず記入して下さい *** .....................................................................

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